3勝3敗、勝ち越しがかかった一戦で元DEEP王者と対戦する鈴木(C)RIZIN FF
2024年2月24日(土)佐賀・SAGAアリーナ『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』に出場する全選手の個別インタビューが22日(木)福岡市内にて行われた。
第5試合のRIZINフェザー級(66.0kg)5分3で、芦田崇宏(BRAVE)と対戦する鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)が出席、インタビューに答えた。
鈴木はシュートボクシング・キックボクシングから2021年10月にMMAへ転向。萩原京平、平本蓮、青井人には敗れたが、奥田啓介、昇侍、西谷大成からは勝利を収めており、今回が7戦目。
話題性ではなく本格派とやっていきたい
「あとはやるだけ。早く戦いの場に立ちたいですね。それだけです」
――コンディションは?
「それはここまで来るとどっちでもよくて。コンディションが良くても悪くてもどっちでもいいかな。戦うだけなので」
――特に強化してきたのは?
「MMAです」
――総合的に強化してきた?
「グラップリングももちろん、しっかり練習するのは当たり前なので、どこまで深くMMAを考えたりとか、そんな毎日です」
――芦田選手の印象は?
「オールラウンダーじゃないですか」
――相手は元DEEP王者、チャンピオンクラスと戦うのは楽しみ?
「厳密に言うと昇侍さんが元パンクラス王者なので初めてではないです。RIZINはそういう相手と戦っていく舞台だし、話題性がどうとかじゃなくてどこそこの王者とかと戦えるのは嬉しい。でも現王者ではない。やっつけるだけです」
――試合のテーマは?
「MMAを見せてフィニッシュをする。以上」
【写真】2023年6月、飛びヒザ蹴りに来た西谷大成を“撃墜”してKO勝ちを飾った鈴木
――フィニッシュは打撃でも極めでも?
「どちらになるかはその時の自分になってみないと分からない。0.1秒後の自分に全部丸投げです。殴るのか蹴るのか何なのか、その時の自分に任せます。いつもこれで決めようとは思っていないので、そう考えるとミスが起きるので。気付いたらそれで終わっていたという状況を作れればと思います」
――クレベル選手との練習で強くなってきた部分は?
「中間の組みですかね。あとMMAにおける打撃を一緒にやっているので。この期間は私が先生だよって言ってくれて教えてくれているので、その成果が勝手に出ると思います」
――MMAは今回で7戦目。ここまでやってきてMMAとはどういうものだと解釈している?
「広がりが凄くある。どうとでも作れててしまう。無限に近いパターンがあるなと思って練習しています。ルールが制限されればされるほど技は磨かれます。制限が少ないと、RIZINは特に少ないので、そうなるとやるべき選択肢が広がって来るので広がりがあると感じていますね」
――今現在、自分はどこまで広げられていると思っている?
「そこすらも考えてないです。自分の中でどれくらい出るのか。反則とかやってはいけないことだけやらず、後は何をやってもいいんでしょう、という。そこだけです」
――2024年、どこまで行きたい?
「一歩一歩行くのはそうなんですが、毎回格上を喰っていきたい。どこまで上がれるんだろうってワクワクしています。RIZINにランキングはないけれど、いろいろなところで作られているじゃないですか。チームメイトが頂点にいるのでそこは関係ないけれど、そこまで勝ち上がって行きたいですね。元DEEP王者の次は元パンクラス王者なのか修斗王者なのか、それとも現王者なのか。そういう勝負をしていきたい。話題性ではなく本格派とやっていきたいです」
――そういう意味では、今回の相手は美味しい?
「美味しいです。願ったり叶ったりなので、ありがとうございます。いただきます」