シュートボクシング
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【シュートボクシング】米国MMA団体との対抗戦が火ぶたを切る、迎え撃つ手塚翔太とイモト・ボルケーノは投げ・組み技でも「負けない」

2024/02/10 04:02
 2024年2月10日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2024 act.1』の前日計量&記者会見が、9日(金)都内にて17:00より行われた。  オープンフィンガーグローブマッチで行われる「シュートボクシングvs.COMBATE GLOBAL対抗戦」第5試合65.5kg契約エキスパートクラス特別ルール3分3R延長無制限Rで対戦するイモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本スーパーライト級王者)は65.3kg、パトリック・ルヘイン(アイルランド/COMBATE GLOBAL)は65.45kgでそれぞれパス。  第4試合の60.0kg契約エキスパートクラス特別ルール3分3R延長無制限Rで対戦する、手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/香港Energy Fightスーパーフェザー級王者、SB日本スーパーフェザー級1位)は60.0kg、ミハエル・レイズ(アメリカ/COMBATE GLOBAL)は59.7kgでそれぞれ計量をパスした。  緒形健一SB協会代表は「今後、SBは様々なMMA団体と交流していきたいので、そのスタートになります」と今回の対抗戦がvs.MMAの始まりになると告げた。  手塚は「去年中国で試合をして王者になって一発目なので、OFG初挑戦ですがしっかり自分の戦いたいように戦って圧倒したいと思います」と圧倒宣言。  渋滞のため遅れて計量・会見に出席したイモトは「SBの本気と覚悟で謡っていて気合いが入っている大会なので、過去最高に仕上げてきました。明日は必ずフィニッシュして勝ちたいと思います」と、こちらはフィニッシュして勝つと宣言する。  対するMMA勢のレイズは「日本で戦うことが出来て嬉しい。私を代表に選んでくれたCOMBATE GLOBALにも感謝したい。この美しい日本で戦う準備がしっかりと出来ています。格闘家としての強さを観客の皆さんにしっかり見せたいと思います」と意気込み。  ルヘインは「日本に来たのは初めてですが、もう日本は素晴らしい国だと思っています。COMBATE GLOBALを代表していい試合を見せたいと思う」とコメントした。  相手の印象と、どういう試合にしたいかを聞かれるとレイズは「素晴らしい選手と戦えるのを嬉しく思う。手塚は身長が高くて若くてタフな相手。彼はいい準備が出来ていると思う。でも、私もこの試合に何が何でも勝つために準備をしてきた。必ずカリフォルニアに勝利を持って帰る」と必勝を誓う。  対する手塚は「運動神経がいいんだろうなと思うのと、MMAファイターなので組みの状態でも強い選手だと思っています。明日は相手も強いと思うけれど、自分の方がレベルが高いと思うので圧倒して勝ちます」と、相手が手強いことは認めながらも自分の方がレベルが上だとした。  ルヘインは「相手の試合はここ最近のは全て見た。スピードがあって空手スタイルの戦い方だね。私はMMAの技術を見せたいと思うし、アイルランドはボクシングが盛んなのでボクシングの技術を見せて勝ちたいと思う」と、イモトの研究をしてきたとする。  対するイモトは「相手はガツガツ来ると思うので、それにしっかり上から合わせて手数も出して上回って勝ってやろうと思います」と、カウンターを狙いつつ手数も多く出すとした。  初のSBルールについてCOMBATE GLOBAL勢は、「SBルールは好きなルールです。私はグレコローマンレスリングがバックボーンなので、戦いの中で組んだりもするけれど、MMAでも打撃が中心のファイターなのでこのルールに合っていると思います。スープレックスも見せたいし、SBを非常に楽しめると思っていますよ。初めての経験だが自分のベストを見せたい」(レイズ)、「SBルールは初めてやるが戦うのを楽しみに思っている。投げを出せたらと思っているよ」(ルヘイン)と、共にMMAでの経験が活かせると答える。  寝技が無く立ち技だけでも問題はないかと問われると、レイズは「スタンドの状態はMMAでも戦うことは多々ある。投げ、ボクシングのパンチの技術は使えるので、私の武器がこのルールでは活かせると思う」、ルヘインは「私もグラウンド展開が無いことは気にしていない。MMAでもスタンドで戦うことが多いからね。今までのMMAの試合でもそうだが、相手が組んできても自分はグラウンドに行かない戦い方をやってきたんだ。立って戦う方がスリルがあってエキサイティングな試合になると思うよ」と、それぞれ自分のスタイルなら問題ないとした。  逆にSB勢は投げ技や組み技で相手の方が上回っている可能性があるが、手塚は「それに逃げはしない戦い方をします。今までSBルールの組みで不利になって負けるような展開はなかったし、立ち技もレスリングを取り入れて練習してきたので、そこでも逃げずにしっかり戦います」と、その展開になっても受けて立つと言い放つ。  そしてイモトは「子供の頃から空手も柔術もレスリングも柔道もやってきたので、何も問題ないと思います」と、全てにおいてMMAファイターに負ける要素はないと自信をみせた。 なお、今大会はU-NEXTにてLIVE配信される。
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