THE MATCH 2022前の合宿以来となる合同練習が実施された(C)RISE
2024年2月2日に行われた記者会見で、RISEvs.K-1全面対抗戦10vs.10の全カードが発表された。
3月17日(日)東京体育館『ABEMA presents RISE ELDORADO 2024』では中村寛vs.与座の王者対決、鈴木vs.金子の再戦、花岡、陽勇、田中など王者から若手までRISEは5名の選手が名を連ね、3月20日(水・祝)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD MAX』では軍司vs.門口のフェザー級最強決戦、菅原vs.宮﨑の女子軽量級最強決定戦など2大会で合計10試合、総勢20名の選手達が拳を交える事となる。
そのカード発表の翌日、対抗戦出場メンバーが東京・巣鴨のTARGET本部に集結し、合同練習を行った。参加メンバーにはRISEライト級王者・中村寛をはじめ、常陸飛雄馬、陽勇(ひゅう)、田中佑樹、戸井田大輝、原口アンドレイら対抗戦参戦メンバーが集合。さらにこの日のサポートメンバーとして直樹、良星、TARGET所属選手達も参加し合同練習を行った。
練習はシャドーから始まりマススパー、ミット打ち、サンドバッグ、そして最後は補強(腕立て3回・バービー3回×50セット)トレーニングで追い込み、集合写真では『倒れるまでしばきましょう!』と言う中村の掛け声と共に練習は終了した。
練習に参加した中村は「気持ちいい練習が出来ました。倒す以外の想像ができない。相手に何かをズバッと言う事が無いぐらい俺との差はでかい、(与座は)もっと自分の実力を分かっていると思っていたから残念。分からすから見とってください」と余裕の発言も。
同じく練習に参加した常陸は「楽しかったです。普段やらない人とやるのは新鮮です。K-1の会場を沸かせたら気持ちいいですよね。それを想像するだけで頑張れます。今年はRISEのベルトを狙いたいのでここを勝ってチャンヒョン、大雅とやりたい」と語り、江川戦後の展望も見据えていた。
参加した選手たちは意見を交わし合い、若手は先輩にアドバイスを求めるなど約2時間の合同練習は非常に濃密で有意義な時間となった。対抗戦に出場する選手たちのモチベーションも高く、TEAM RISEの全勝を誓った。