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【ONE】武尊が「モヤモヤしてることがあるから一つだけ」と周囲への批判に苦言、そして「最後は笑顔で辞めてやる」と再起を誓う

2024/02/05 11:02
 武尊(team VASILEUS)が自身のSNSを更新し、1月28日(日)東京・有明アリーナにて開催された『ONE 165: Superlek vs.Takeru』のメインイベント、ONE世界フライ級(-61.2kg)キックボクシングタイトルマッチ3分5R、スーパーレック・キャットムーカオ(タイ)戦に関する様々な意見の一部に苦言を呈した。 「モヤモヤしてることがあるから一つだけ」と書き始めた武尊は「あの日今の自分の身体で出来る一番の戦いを選んだし、それで勝てなかったのが今の僕の強さ」と、スーパーレック戦はいま自分が出来る最大限のことをやった結果だとする。  そのうえで「勝って欲しいからみんな色々言ってくれてるのも分かる。だけど僕の身体の現状を何も知らない人が、僕の全てを知ってくれていて勝つ為に命懸けで一緒に戦ってくれてるセコンドやトレーナーを否定しないでほしい」と、セコンドやトレーナーに関する否定的な意見はやめてもらいたいと釘を刺した。 「僕は天才でもないし運動神経もないから、上手く戦うとかポイントを取る戦いは僕には出来ない。ディフェンスも下手だし技術も無いし、試合も練習も気合いだけでやってるから身体も壊れる。でもそれが自分が信じてやってきたことだし、僕が出来る一番の必勝方だと思ってる。色んなアドバイスも参考にするし、対策練習や作戦も考える。だけどチームも練習も芯にあるものは変えるつもりはない」と、自分のことが分かったうえで今の戦い方を自分で選択していると説明。  そして最後に「自分が好きで始めた格闘技、最後くらい自分がやりたい戦いをやりたいようにやりきって、最後は笑顔で辞めてやる」と、復活宣言ともとれる言葉で締めくくった。  スーパーレック戦は涙で終わっており、笑顔ではなかった。自分のやりたい戦いをやり切って、笑顔でリングを降りる時が最後の時だということだ。武尊はまだ、やり切っていない。
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