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2024年2月4日(日)都内にて『RISE’s PRIZE~RISE年間表彰式』が行われ、13部門にて表彰が行われた。
ノミネートされた選手は大﨑一貴、大﨑孔稀、数島陸、小林愛理奈、小林穂夏、コントゥアラーイ、白鳥大珠、志朗、聖愛、大雅、TAKU、田丸辰、中野椋太、中村寛、南原健太、原口健飛、秀樹、陽勇、松本天志、政所仁、宮﨑小雪、門口佳佑、YA-MAN、山口裕人。ジムはTRY HARD GYM、魁塾、OIHSI GYM。そしてRISEラウンドガールの「R-1SE Force」のメンバー。
▼Rookiie of the Year(新人賞)
小林穂夏、TAKU、陽勇の3人がノミネートされ、陽勇(TEAM3K)が受賞。
「今しか獲れない賞をいただきありがとうございます。僕は今まで12年間フルコンタクト空手をしてきました。王者になり、キックボクシングに転向しました。空手の強さをキックボクシングで見せようと思いましたが、キックボクシングの難しさも痛感しました。初めは顔面パンチが見えなくてキックボクシングに来てミスったかと一瞬思ったこともありました。でもキックボクシングは今は楽しいです。会長である(近藤)大成さんが僕たちのことを一番に考えてくれたたおかげです。僕はまだまだキックボクシングの技術やキャリアは新人ですが、空手のトップでやってきた勝負強さを持っているのでどんどん見せていきたいと思います。次はK-1との対抗戦で応援してくれる皆さんに喜んでもらえるように初代新人賞受賞者として誇りを持って戦いたいと思います」
▼ABEMA賞
松本天志
「賞とかもらえると思っていなくて頭の中が真っ白なんですけれど、ABEMA賞をもらって番組に出られるということなので知名度も実力もそれに比例するように頑張っていくので注目お願いします。人気が上がる番組に出たいです。今年は去年取り損ねたベルトも獲らないといけないので、白星を重ねてタイトルを獲りに行きたいと思います」
▼格闘技メディア賞
宮﨑小雪(ファイト&ライフ)、聖愛(ゴング格闘技)、数島大陸(イーファイト)、政所仁(バウトレビュー)
▼Best GYM賞
TRY HARD GYM(HIROYA代表)
「選手としてではなくジムの代表としてこの場に立っていることを嬉しく思います。コロナでジムの経営が大変だったんですが、クラウドファンディングで皆様に助けていただきました。これからもいばらの道は続いていきます。ですが、僕らはどんな道でも乗り越えていける自信があります」
▼Best Impact賞
中村 寛
「僕が選手としてモットーでやっている全てKOで倒す気持ちというのをどの試合見ても分かってもらえるように常日頃の練習から仕事と思っているので、こういった賞をいただけるのは光栄ですし、感謝の気持ちでいっぱいです。(次の与座戦は)まあ、僕が思うに問題になるか分からないですけれど、K-1が作り上げた虚構の存在だと思うのでそのメッキを完全にはがしてやろうと思っているので。K-1にとっては最後の砦なのかな。弱い相手だとは思ってないです。俺が強すぎるので。当日見ててください。さらに進化してもっとエグいインパクトを残して来年もこの舞台に立とうと思います」
▼Best Fan賞
YA-MAN
「年末の試合が終わってから、3日後くらいに40度の熱が出たんですよ。その1週間後くらい熱が出てずっと寝込んでいたんですが、誰も看病してくれる人がいなくて。そろそろ本当に自分も打ち合うので危ないと思うんですよね。そろそろ誰か一緒にいてくれる人を探さないといけないと思って。格闘技のことをよく知っている人じゃないと理解してもらえないと思うんですよ。(とプレゼンターの大原優乃を見る)仲いいと思うので、カッコいいのも見てくれていますし、この場を借りて付き合ってくれるのかなって」と公開交際申し込み。
しかし、大原優乃は「これからも一ファンとして解説席から見守らせてください。YA-MAN選手のファンはたくさんいると思うので、ごめんなさい」と返事。あえなく撃沈したYA-MANは小走りにステージから去っていった。
▼殊勲賞
門口佳佑、秀樹、大﨑孔稀がノミネートし、門口が受賞。
「殊勲賞の意味よく分かってないんですけれど、ありがとうございます。ひとつひとつ目の前の相手に勝つことだけを考えてやってきたらこういう素敵な会に呼ばれて賞も獲れて不思議な気持ちなんですけれど、K-1対抗戦も今までと変わらず勝つことしか考えてないです。これからもよろしくお願いします。去年1年やってきた相手、ここで最後この相手を倒せば僕がフェザー級最強を証明できると思うので、RISEフェザー級が最強だと言うことを僕が証明したいと思います」
▼敢闘賞
大﨑孔稀
「受賞すると思っていなかったのでノミネートされている時点でビックリしたんですが、長い年月がかかりましたがベルトを目指してやってきたので2023年は形になったかと思います。これで満足せずにさらに上のベルトを目指したいと思います。世界のベルトを目指してやっていきたいと思います。55kgでK-1、RISEで4強と言われてきたんですが、そこを切り崩す、K-1との対抗戦にも出たいですし、RISEに勝利を持ってきたいです」
▼技能賞
海人、志朗、原口健飛がノミネートされ、原口が受賞した。
「僕がデビューした時から魅せて勝つと決めていて。ジムの名前も魅了するって意味があって、俺はこれからも魅せ続けると決めてやってきたのでそれが評価されて嬉しいです。僕は僕にしかできない技とかスタイルとか、世界で僕しかいないと思うので世界で一番強い選手になろうと思っています。僕は次、GLORYのタイトルを獲ろうと思っていますし、チャド・コリンズを倒せるのは僕しかいないので、ペットを倒してチャドを倒して僕が王者になろうと思います」
▼Extreme Fight賞
南原健太(極真会館)vs.コントゥアラーイ・JMボクシングジム(タイ)
※2023年8月18日(金)東京・後楽園ホール
184試合の中からノミネートされたのは山口裕人vs.タリソン・フェレイラ、南原健太vs.コントゥアラーイ、YA-MANvs.山口裕人、ペットパノムルンvs.チャド・コリンズの4試合。その中から南原vs.コントゥアラーイが選ばれた。
南原「この賞をいただいて凄く驚いているんですけれど、それよりも(プレゼンターの)AK-69さんにビックリしています。心の鐘が大好きで男としてカッコいい姿を見てきたのでこういう機会に同じ場所に立てて凄く嬉しいです。日本のヘビー級は南原健太がこれから盛り上げて行きますので期待と応援のほどよろしくお願いします。それとコントゥアラーイ選手、アツい試合をしていただきありがとうございます」
コントゥアラーイ「この素晴らしい賞をもらえてありがとうございました。大変光栄に思います。ファンの皆様、応援ありがとうございました。南原選手にも自分が負けてしまいましたが、素晴らしい試合をしてくれてありがとうございました。機会があれば南原選手にリベンジしたいと思います」
▼Best KO賞
山口裕人(vs.フェレイラ)、南原健太(vs.愛鷹)、志朗(vs.ディーゼルレック)、宮原華音(vs.金子久美子)、大﨑一貴(vs.ニコラス・リヴァース)、中野椋太(vs.イ・ソンヒョン)、チャンヒョン・リー(vs.山口侑馬)、田丸辰(vs.ペッシラー)、松本天志(vs.弾丸風太)、政所仁(vs.ルベン・セオアネ)、宮﨑小雪(vs.ジュムリアット)、YA-MAN(vs.山口裕人)、小林愛理奈(vs.ERIKA)、中村寛(vs.アコーダッド)、海人(vs.コンデ)、白鳥大珠(vs.ゾウガリー)、原口健人(vs.ヴィダレス)がエントリーされ、大﨑一貴(OISHI GYM)が受賞。※2023年4月21日(金)東京・後楽園ホール=vs.ニコラス・リヴァース戦
「自分が選ばれると思っていなかったのが本音で。たくさんノミネートあったし、たくさんKOがある中で選んでいただいて嬉しいです。今年まだ3月相手が決まってないんですけれど、しっかり勝って。去年は負けてしまったので今年は全勝でまたこういった舞台に呼んでいただけるように日々練習して皆さんにいい試合を見せられるように頑張ります。K-1との対抗戦に僕も選んでもらっていると思っていて相手も聞いていたので、底へ向けて準備もしていたところだったので、最初はしょうがないと思って切り替えようと思ったんですが会見を見てだんだん悔しくなってきて我慢しようと思ったんですがちょっと(SNSに)書いてしまいました(笑)。
▼MVP賞
田丸辰、YA-MAN、南原健太、門口佳佑がノミネートされ、田丸辰(TRY HARD GYM)が受賞した。賞金は300万円。
「RISEにはいろいろな選手がいて、一緒に盛り上げて行こうという気持ちも大事だと思いますけれど、一人一人が俺が一番目立ってやるとの気持ちでRISEを盛り上げて行ければいいと思います。3月に志朗選手との試合が決まっていますが、僕が一番レベルが高くて盛り上げようと思います。今年は田丸辰が突き抜けたと認めさせたいと思うので、毎年僕がMVPを獲れるように頑張っていくので今後の田丸辰に期待してください。軽量級にいい選手がいっぱいいるので、その中でも田丸が一つ二つ抜けて強いとみんなを認めさせたいと思っています」