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【RIZIN】サトシ「RIZINのライト級をもっと面白くしたい」×K太郎「『マルキーニョス、俺に負けてるぞ』って言ってやろうと」=3月23日(土)神戸

2024/02/01 12:02
【RIZIN】サトシ「RIZINのライト級をもっと面白くしたい」×K太郎「『マルキーニョス、俺に負けてるぞ』って言ってやろうと」=3月23日(土)神戸

撮影中の長いKポーズにバランスを崩しそうになったK太郎を支えるサトシ(C)ゴング格闘技

 2024年3月23日(土)神戸ワールド記念ホールで開催される『RIZIN LANDMARK 9』(ケージ使用)の追加カードが1月31日、都内会見にて発表された。

▼RIZINライト級(71.0kg)5分3R
ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)
中村K太郎(UNITED GYM TOKYO)

 ボンサイ柔術のサトシは、2023年7月のパトリッキー・ピットブル戦以来、約8カ月ぶりの復帰戦。前戦『超RIZIN.2』では、AJ・マッキーの欠場を受けて、試合1週間前オファーでパトリッキーと73kgで対戦も、1Rに右第五中手骨を骨折。

 3Rにパトリッキーの右カーフキックからのパウンドでTKO負けした。治療を経て、今回が再起戦となる。34歳。

 対する“裸絞め十段”中村は、元UFCで元DEEP&SRCウェルター級王者。今回はライト級に落として、2023年4月のストラッサー起一戦(ウェルター級)のTKO勝ち以来、11カ月ぶりの試合に臨む。中村は、UFCで11試合を戦い、2度目の参戦時は4勝4敗と五分の戦績でRIZINに参戦。2019年10月のRIZIN初戦でサトシの実兄マルコス・ヨシオ・ソウザに1R TKO勝ちしており、ボンサイ柔術兄弟に連勝なるか。39歳。

 会見でのコメントは以下の通りだ。

──それぞれ対戦相手の印象と、自分が相手より優れているというポイントを伺いたいと思います。

サトシ 以前から中村(K太郎)が日本のウェルター級で一番強い。でももう打撃も使っているのと、前の試合もKOして力があるから、強い選手です。


K太郎(金太郎のマイクの番のときに“K太郎”と聞き間違えてマイクを取って)金太郎選手、すいませんでした。打撃の面では負けてないかなと思うんですけど、どんどんサトシ選手も完成されたMMAになってきていると思うので。ただ、グラップリングも大きい実績が柔術ではあると思うんですけど、グラップリング能力もそんなに負けてないと僕は思っているので、頑張りたいと思います。

──K太郎選手にお伺いします。今回71キログラム契約ということで、ウェルターからライト級に落とすかと思います。現状でライト級での手応えは?

中村 71kg級、だいぶ久々なんですけど、現時点では70kg台の体重に大体なってるので、視野には入っているかなという感じです。

──落とそうと思ったきっかけは?

中村 加齢とかであんまり食べれなくなってきたから、普通に生活しててもそんなにウェルター級でやるサイズじゃなくなってきたかなというのがあって、という感じです。あとはライト級でやれる選手が、今まで考えてなかった選手とやっていけるのが楽しみかなというところで、ライト級に落としたいと思いました。

──榊原CEOに伺います。今回サトシ選手はノンタイトル戦ですが、この試合の結果いかんによっては、K太郎選手が勝った場合には、次にダイレクトリマッチでタイトル戦という可能性もあるんでしょうか。

榊原 そうですね。今回ノンタイトルではありますし、K太郎選手、先ほど言われたみたいに、71(kg)というライト級にウェルターから落としてきて、戦う相手が逆に増えると思うんですね。戦うべき相手、K太郎選手の対戦相手としての好選手がいっぱい出てくると思いますが、今回のサトシとの結果いかんによっては、当然ダイレクトリマッチイコールで、それがタイトルマッチという可能性は十分あると思います。

──K太郎選手、今の榊原CEOの言葉を聞いてどういう感想を?

中村 とても嬉しいです。絶対勝ってタイトルを取りたいと思います。

──サトシ選手とK太郎選手に質問です。K太郎選手が以前マルキーニョス(マルコス・ヨシオ・ソウザ)に勝っていることは、この試合に影響するでしょうか。

サトシ 絶対その質問くるからね(笑)。でも、私も全然その気持ちがない。この試合の(会見に)来るときは、私のお兄ちゃんが言うのは『いい試合、頑張って。絶対勝つことができる』って言ってるから、だからもう私の気持ちはそれだけ。周りがお兄ちゃんのことを言うのはちょっと関係ないです。

K太郎 今、言われるまで言えてなかったんですけど、ことあるごとに「マルキーニョス、俺に負けてるぞ」って言ってやろうと思います。試合中もボソボソボソボソ、「マルキーニョス、俺に負けてるぞ」って言って、メンタルを乱したいと思います。

──サトシ選手、去年は2試合だけで、7月のパトリッキー戦も急なオファーの試合だったり、なかなかストレス、フラストレーションがたまるような1年だったかなと思うのですが、今年1年のうちに何かやりたいことや、目標はありますか?

サトシ 本当に2年前はもっと試合したいけど、もう2試合だけ、去年も2試合だけ。でもちょっとしょうがないね。MMAは怪我が多いから、2年前と去年が、私ちょっと骨が折れたから、本当に治すまでは時間がかかる。だから今年も(目標は)あまり変わらないです。もっと試合したい。もっとライト級で面白い試合を見せたいから、みんながフェザー級がたくさんの選手がいるからと言うけど、でももっと面白い、RIZINのライト級をもっと面白くしたいから、だからもっと今年が試合したいです。

──アメリカで試合を、という気持ちもありますか?

サトシ うーん。もちろんチャンスがあれば、強い選手がいたら、もちろんがあるけど、とりあえず私の階級で、RIZIN(の王座を)守りたいね。本当に私、久しぶりで、タイトルマッチの試合してないから、みんなもこれ見たいですよね。

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