セミファイナルでグラップリングのタイトルマッチを戦う王者ルオトロ(左)と挑戦者ランガカー
2024年1月28日(日)東京・有明アリーナ『ONE 165』の記者会見が、25日(木)都内にて行われた。
コー・メインイベント(セミファイナル)のONEサブミッショングラップリング・ライト級チャンピオンシップ10分1Rで、王座防衛戦を行うケイド・ルオトロ(米国)は「スーパーエキサイティングな気持ちでいます。前回日本へ来たのは12歳くらいで、子供だったので毎日セブンイレブンに行っていた記憶があります。今回の試合はスーパータフファイトになると思います。皆さんは柔術というとブラジリアン柔術だと思う人が多くいると思いますが、柔術は日本がルーツです。ルーツに戻って戦えることを嬉しく思います」とにこやかにコメント。
挑戦者のトミー・ランガカー(ノルウェー)は「まずは感謝の言葉を述べたい。日本で戦えることを光栄に思う。日本に来ることをずっと夢見ていて、今回は日本で試合が出来るということで夢以上のことが叶いました。ケイドには再戦を受けてくれてありがとうと伝えたい。ここでどういう試合になるか、楽しみです」と意気込んだ。
第7試合のキックボクシングルール・キャッチウェイト(-70.99kg)3分3Rに出場する、マラット・グレゴリアン(アルメニア)は「キックボクシングのホームである日本に戻って来て、試合が出来るのが嬉しい気持ちでいっぱいです」と、2015年7月のK-1 WORLD GP初代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント以来となる日本のリングでの試合が嬉しいと挨拶。
対するシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)は「自分にとって日本での試合は初めてで、とても嬉しくて緊張しています。でも、キックボクシングのキャリアは長くあるので試合は問題ないと思っています。全力で戦いますので、タイ、日本、世界の皆さん、よろしくお願いします。キックボクシングの魅力を今回お伝えします」と、キックボクシングの魅力が伝えられる試合をすると誓った。
なお、チャトリ代表は「日本大会は今年後半にも用意しているし、以降も年2回のペースで開催できればと計画しています」と、今後日本大会を定期的に開催していく予定だと発表している。