朝倉未来チャレンジの2期生で「身体能力おばけ」と朝倉が称した安井
2024年2月18日(日)東京・プリズムホール『BreakingDown 11』の全対戦カード&試合順が、BreakingDownのCEOである朝倉未来のYouTubeチャンネルにて発表された。
第25試合は「朝倉未来チャレンジ」の2期生で、2023年12月10日の『DEEP 117 IMPACT』でも腕十字で勝利した(アマチュア SPルール)安井飛馬が、2023年11月の『BreakingDown10』でプロファイターの樋口武大にTKO勝ちしたカンジと対戦。
安井は、柔道8年・柔術2年の組み技ベース。宮崎県ジュニア大会55kg級優勝、大学時代には兵庫県学生柔道体重別選手権で優勝の実績を持ち、BreakingDown5戦全勝で、朝倉未来から「RIZINトップ選手、UFCも狙える」と太鼓判を押され、「朝倉未来チャレンジ2期生」に選出された逸材。22歳。
【写真】樋口にハイキックを見舞うカンジ
対するカンジは職業パーソナルトレーナーで、元々は和術慧舟會HEARTSで格闘技を学びアマチュア大会に出場していた模様。筋骨隆々で、樋口戦では左ハイキックでダウンを奪い、テイクダウンに来た樋口にパウンドを見舞って流血に追い込んでのドクターストップ勝ち。
【写真】DEEPでアマチュアSPルールとはいえ一本勝ちを決めた安井
朝倉未来は「MMA最強決定戦とは言われてますけれど、どうなんでしょう」と言いながらも、「安井くんもこの前、オーディションにチラッと来てそのままDEEPに行ってそのまま勝ってましたからね、その日に。安井くん全勝だよね、あの子勝負強いよね。7戦7勝かな。カンジくんも樋口選手に勝って、MMA最強決定戦でもいいんじゃないかな。闇谷くん(西谷大成)が『俺だろ』って言ってきそうだけれどね。MMA最強は俺だろって絶対言ってくると思うんだけれど、ひとまず置いといて」と、この試合を「BreakingDown MMA最強決定戦」と謳ってもいいとした。
白川陸斗は「カンジくんが安井くんのタックルを切れるのかどうか。安井くんは“これが1分のMMAですよ”って体現してくれてるやん」と、安井はBreakingDownにおけるMMAの戦い方を体現しているとし、朝倉も「面白くない試合なかったもんね」と同調。白川は「それがカンジくんに対して出来るのかってくらいテイクダウン取らせないやろうし、楽しみやな」と、実力伯仲の勝負になるのではないか、と予想した。