ダウトベック「KOだろうが一本だろうが、重要なのはこの試合に勝つこと」
松嶋と対戦するダウトベックは、2018年9月の『RIZIN.13』で朝倉未来と対戦し、判定負けもフィニュシュさせなかったMMA13勝3敗のカザフスタン戦士。サウスポー構えで朝倉の左の蹴りをキャッチしての左ストレートで朝倉をダウンさせ、足をさばいてサイドポジションを奪っている。
ボクシング、シラットベースのMMAファイターで、2023年9月の前戦では、元UFCのディエゴ・ブランダォンを左の強打でわずか35秒、パウンドアウトに下している。今回、5年4カ月ぶりの日本マット参戦となる。
ACAでの試合も含め5連勝中・うち4試合を1Rフィニッシュ勝利という登り調子の30歳の強豪は、会見で「日本で戦えることが楽しみだった。対戦相手がすごく強くてとても尊敬しています。いい試合ができればと思います」と意気込み。
松嶋の強いボクシング&レスリングのファイトスタイルについては、「彼がどう戦うか分かっています。いずれにせよ、私たちはよく準備してきました。何があっても準備万端です。KOであろうが、痛ましいサブミッションであろうが、最後はジャッジが止めること。重要なのはこの試合に勝つこと」と語っている。
ーーTOP BRIGHTSのオファーを受けて最初はどう思いましたか。
「日本で戦えることが楽しみで参加しました。対戦相手がすごく強くてとても尊敬しています。いい試合ができればと思います」
──松嶋選手のレスリングと、空手&ボクシングベースの強い打撃に対して、どんな対策を練ってきましたか。
「彼がどう戦うか分かっています。いずれにせよ、私たちはよく準備してきました。何があっても準備万端です」
──ここ4試合すべて1Rフィニッシュ勝利していることで、試合で試したいことが出せてないという部分もありますか?
「いえ、私はノックアウトを追いかけていません。常に3R戦うことを想定しているので、練習と試合中にもあらゆることをシミュレーションしています」
──ずばり、今回の試合はどのようにフィニッシュしたいですか?
「KOであろうが、痛ましいサブミッションであろうが、最後はジャッジが止めること。重要なのはこの試合に勝つことです」