(C)ゴング格闘技
堀口恭司(ATT)がエグゼクティブプロデューサーを務め、2024年1月21日(日)に群馬県オープンハウスアリーナ太田で旗揚げ大会を行う『TOP BRIGHTS』の追加カード発表会見が8日、都内にて行われた。
ムエタイで「日本vs.タイの5vs.5対抗戦」に吉成名高、石井一成、羅向、伊藤紗弥、朝陽の出場が決定。さらに、MMAでは「育成枠」を除く「本戦」が全5試合になることも発表されている。
「本物志向」を掲げるTOP BRIGHTSでは、MMA部門の10選手中9選手が海外選手。唯一の日本人選手として出場する松嶋こよみについて堀口は、「上に行くバチバチの試合を見せて欲しいです。やっぱり日本人も強い選手がいるんだよというのを見せて欲しいですよね」と期待を寄せた。
また今後の国内選手の参戦に関しては、「ほんとうに『出て欲しい』と何回も言っているんですけど、どっかから力が……バァーっとかかっちゃってね(笑)。なんかあんまり誘えないかなと。そこをクリアしてからって感じですかね」と、他団体との交渉が必要だと笑顔で語っている。
今回は堀口と同門のATTからの出場選手は、グレイゾン・チバウ(vs.ブレンゾリグ・バットムンク)のみとなったが、堀口は、「ATTのみんなの前で『自分が団体を起ち上げる』と言ったら、『ぜひ俺を使ってよ』という声が結構多くて。今回の大会には間に合わなかったけど何人がいるので、次回からATTから呼びたいなと思います。第2回大会でもATTの選手を呼ぶことを約束します」と、すでに第2回大会の構想に入っていることを明かし、また、次回もATTから選手を招聘したいとした。
そのATT勢について山田CEOは、JTTの朝倉未来と堀鉄平JTTオーナーとの会談のなかで、「堀口選手がATTなので、『JTTvs.ATTはMMAとしては面白いのでは』という話をさせてもらいました」と語り、朝倉未来自身のTOP BRIGHTS参戦については、「朝倉未来選手と話したときは、『高いですよ』という回答でした(笑)。具体的なお話はしていないです」と語った。
また、「キッズ・ユース」3試合、「育成枠」の10試合も決定。GRACHANやHEAT、Fighting NEXUS、KROSS OVERなどに出場経験のある選手が揃うなか、修斗・GRACHANで活躍する群馬出身の牧ケ谷篤が柔術ベースの米泉乾太と対戦。同じく群馬の貫井義規、IREコンバット柔術トーナメントにも出場したINFIGHT JAPANの勅使河原稜太、キックからMMA挑戦中の大山完らの参戦が発表されている。
堀口は、最後に「第1回大会が近づいてきて、この後、試合順とか決まっていくんですけど、今のところなんかパッとしていないですよね。でも第1回なんで、みんなが慣れていないので。これが当たり前だと思っているんで。ここからドンドン、TOP BRIGHTS自体もブラッシングされて、ほんとうに光ってくると思うんで。第1回大会を見て、成長過程を楽しみにしてください。応援よろしくお願いします」と語った。