中村前プロデューサーの写真を持参した堀井は、この後ビリビリに
2023年1月28日(日)東京・後楽園ホール『Krush.157』の対戦カード発表記者会見が、12月22日(金)都内にて行われた。
ライト級3分3R延長1Rで堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)vs.鈴木翔也(OGUNI-GYM)が決定。
堀井は2019年3月にK-1 JAPAN GROUPに初参戦、1Rにダウンを奪われながらも3度のダウンを奪い返して1R2分46秒でKO勝ち。その試合のインパクトもさることながら、もっと話題を集めたのは試合前の個性的すぎる“メンチ切り”だった。堀井が「フラッシュバック」と命名したこのメンチ切りは、相手に背中を向けてエビ反りになって相手を睨みつけるというもの。2022年10月のSATORU成合戦でTKO勝ちを飾り3連敗から脱出したものの、その後は伊藤健人、SEIYAに敗れて連敗中。戦績は8勝(6KO)8敗3分。
鈴木はスーパーフェザー級に続いてライト級を制したNJKFの二階級制覇王者で、戦績は29勝(9KO)20敗1分1無効試合。K-1 GROUPには2011年10月から参戦しているが、白星は2022年2月に弘輝からKO勝ちしたのみで5戦1勝4敗。
会見には堀井のみ出席し、黒いガムテープを身体に巻きつけて作ったTMレボリューション西川貴教風の衣装で登場。
さっそくその衣装の意図を聞かれると「いま練習しているのはポーカーフェイス。この服装はそれを練習するためにTMレボリューションの西川貴教の真似をしています」とのこと(西川のオールナイトニッポンで最後に流れる曲にポーカーフェイスという歌詞があるらしい)。
「ポーカーフェイスを練習してくる。それが試合のメインになって来るので見ていてくれ」と予告するが、さっぱり意図が伝わらない。
対戦する鈴木については「全く知らねえ。顏はたこ焼き焼いてるおじさんという感じ」とのこと。
また、中村拓己・前K-1プロデューサーの顔写真を持参し、「中村は逃げた。逃げんなよ。あいつは俺が怖くて逃げたんだよ」と、記者会見で数々の因縁があった中村Pがいないことに憤慨し、写真を破ると口に入れたが食べることは出来ず、隣の宮田充Krushプロデューサーに「関節キスする?」と渡そうとして嫌がられる。
そして、TMレボリューションということで2024年はどんなレボリューションを起こすのかとの質問を受けると長考し、「出直してくるっす」と次までに答えを考えて来るとアドリブに弱いことを発揮していた。
最後には「ポーカーフェイスの練習を見せてやる」と立ち上がり、パートナーが身体に巻きついているガムテープを一気に剥がすという公開練習を披露。しかし、ポーカーフェイスでいることは難しく、あまりの痛さに泣きそうになっていた。