メインイベントは、王者セメリア(左)vs.チャイブのウェルター級タイトルマッチ(C)GLORY
2023年12月23日(日本時間で土27:00/日3:00)オランダ・ロッテルダムのRTMステージアムステルダムで開催される『GLORY 90』。前日計量では全選手が無事計量に成功した。
王者エンディ・セメリア(キュラソー/オランダ)と挑戦者アンワル・オウルデ・チャイブ(モロッコ)がともにリミット内に収まり、ウェルター級タイトルマッチが正式決定。
セメリアは3度目の王座防衛を狙う一方、わずか4戦目にして王座挑戦のチャンスをつかんだチャイブはGLORY史上最大の番狂わせを起こしたいところ。この『House of GLORY』の勝者は、ヒットしたGLORYのリアリティ番組で並み居るファイターを倒し、次期挑戦者の座を勝ち取った。
コー・メインイベントでは、大柄なナビル・ハチャブ(モロッコ)が対戦相手のニコラ・フィリポビッチ(セルビア)よりも、なんと40kgも重い体重で計量を終えた。2024年3月に開催が予定されるGLORYヘビー級グランプリの出場権を賭けたヘビー級同士の激突。
元ウェルター級王者マーセル・グローエンハート(オランダ)はプロ100戦目の復帰戦で、ブルガリアのテオドール・フリストフと対戦。
ライト級ランキング1位のエンリコ・ケール(ドイツ)は、王者ティジャニ・ベスタティへのタイトル次期挑戦者の座を狙う。このドイツ人は危険なアルメニア人のアルマン・ハンバリアンと対戦する。
その他のメインカードでは、ベルジャン・ペポシ(アルバニア)がポルトガルの新鋭ミゲール・トリニダーデを迎え、カメルーンのブリース・コンボウはモロッコのモハメド・トゥチャッシーと激突する。
プレリミでは、トルコのシハド・ケペネクとポーランドのスラッガー、ミハウ・ブラウジェヴィチのヘビー級対決、オープニングファイトでは、13勝(6KO)1敗のオランダの新星ニーナ・ヴァン・ダルムとポルトガルのGLORYと契約したばかりの27勝(9KO)2敗の戦績を持つデボラ・エヴォラの女子マッチが行われる。
残念ながら、イリアス・ハムーチェはファイトウィーク中に体調を崩し、イワン・ガラズとの試合はカードから外された。したがって、『GLORY 90』は8つのエキサイティングな試合で行われる。
なお、同大会は日本ではU-NEXTにてLIVE配信される。