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【Krush】「ファイターとして一番大事な部分は僕が優っている」塚本拓真の挑発に怒りの近藤魁成「試合でボッコボコにしてやる」

2023/12/23 16:12
 2023年1月28日(日)東京・後楽園ホール『Krush.157』の対戦カード発表記者会見が、12月22日(金)都内にて行われた。  スーパー・ライト級3分3R延長1Rで、近藤魁成(TEAM3K)vs.塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が決定。  近藤は幼少期より空手を学び、難病を克服して2017年に高校1年生でK-1甲子園を制覇。2018年3月にプロデビュー、2018年K-1甲子園を連覇。2019年5月、木村“フィリップ”ミノルのKrushウェルター級王座に挑戦し、KO負けで初黒星を付けられたが、ヒザ蹴りでダウンを先制してあわやの場面を作り出した。2020年8月には「第7代Krushウェルター級王座決定トーナメント」に出場するも決勝でアクシデントによりTKO負けを喫し、またも王座に手が届かなかった。2022年8月、スーパー・ライト級に転向するが鈴木勇人にKO負け。2023年3月にヴィトー・トファネリに勝利して再起を果たしたのもつかの間、8月にFUMIYAにKO負けを喫した。戦績は8勝(5KO)5敗1分。  塚本はK-1アマチュアを経て、2018年9月にKrushでプロデビュー。2019年10月から2021年6月まで3連敗を喫したが、2021年11月の川島康佑戦から2023年1月の大野祐志郎戦まで5連勝。「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」では準決勝で小嶋瑠久に敗れるも小嶋の棄権で決勝へ進出。稲垣柊にTKOで敗れた。戦績は6勝(2KO)5敗2分。  共に再起戦となる一戦。塚本は「試合は4月のトーナメントぶりで、1日で2敗する形になって自分自身情けないと言うか落ち込む期間があって。見つめ直す意味でこの期間がありました。そのおかげであの時に足りないものを身に付けて、自信を持って1月に強くなって帰って来るので楽しみにして欲しい」と復帰の挨拶。近藤は「前回の試合は自分にもガッカリしました。この試合が大事だと思うので頑張ります」と、同じく復活を懸ける。  互いの印象を聞かれると、塚本は「何でも出来る選手。これと言った武器というよりは全体的にレベルが高い。でも、ファイターとして一番大事な部分は僕が優っている」と言い放つ。近藤は「身長が高くてタフな選手だって感じです」と短く答えた。  2人とも新たなスタートを切りたいところで、塚本は「Krushと言えばKO。もちろん狙っていきます。何よりもこの9カ月、自分の中でやってきたもの、自分が変わった、本当に強くなったと自分自身に証明できる試合を出来ればと思います」とより強くなったことを証明したいとし、近藤は「この試合にしっかり勝って、大阪で自分が活躍できるように。この試合は本当にKOを狙ってバチバチに行きたいと思います」との決意。  すると塚本は「俺をKOすると言ってみんな出来てないけれど、大丈夫そうですか?」と挑発。近藤が表情を変えず「大丈夫です」と答えると、「じゃあ、楽しみにしています。僕もKO出来ると思います」と共にKO決着を誓い合った。  塚本は「近藤選手に決まったとオファーをもらった時に、1年前に組まれたらファイターとしての出世試合という試合があると思いますが、そういう試合になったと思います。でも今、組まれた時にトーナメントで2敗を経験して、出世試合ではなく勝つべく試合だと思える。名前どうこうじゃなくやることは一緒で他の選手と何ら変わりありません」と、今の自分にとって近藤は特別な存在ではないとする。  すると近藤は「ナメられている感じがするので試合でボッコボコにしてやります。勝ってから言えって感じです」と塚本の挑発に怒りを露わに。塚本も「じゃあ、勝ってからリングの上でもう一度言ってやろうと思います」と不敵な笑みを浮かべた。  そして最後に、塚本は「試合までにもっと強くなって感動と勇気を与えられる試合をします」、近藤は「この試合はしっかり勝って大阪で自分が活躍できるように頑張ります」と、それぞれの目標を掲げた。
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