武術を取り入れたという町田(左)が復帰、デンサヤームを攻略できるか
2023年12月17日(日)東京・後楽園ホールにて17:15より開始される『Krush.156』の前日計量&記者会見が、16日(土)都内にて13:00より行われた。
第7試合はウェルター級、町田光(飯伏プロレス研究所)vs.デンサヤーム・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)の一戦。
プロレスのリングを経験し、約3年半ぶりにキックボクシングに戻り、さらにK-1 GROUP初参戦となる個性派ファイター・町田と、K-1ルールではまだ勝ち星がないが、ここ2戦はオープンフィンガーグローブ着用ルールで2連勝のデンサヤーム。異色対決となる激突だ。
町田は「今回、3年半ぶり以上のキックボクシングのリングの戦いとなりますが、必ず俺の必殺技の居合いパンチを繰り出して勝ちたいと思います。ぜひ楽しみにしてください」、デンサヤームは「明日は勝てます」と意気込みを述べる。
この試合のためにやってきたことを問われると、デンサヤームは「私はまだK-1ルールで勝ってないので、明日は絶対勝ちます。KOします」と返答。町田は「僕は今36歳になります。若い選手たちと同じように筋肉とかフィジカルで勝負しても勝てないと思うので、それ以外の部分をいかに使って勝つか、それを磨き上げてきました。そこを見ていてください」と答えた。
町田の計量結果は66.5kg。ウェルター級のリミット(67.5kg)より1kgアンダーだったが、「今回はほぼ減量しないで挑みます。というのも、今後、僕自身が自分より大きい相手に勝ちたいと思っています。階級を超えて強くなりたいと思っています。それはなぜかというと、これまでDDTプロレスに参戦して、プロレスラーたちの強さ、凄みを体感して、今後、階級を取っ払った強さを見せたいと思います」と説明。
町田の代名詞とも言える必殺技「居合いパンチ」について、デンサヤームは「1回見たことあるけど、明日は全く問題ない」と、相手にせず。一方の町田は「最後にキックの試合をした2020年の時より、今の方が間違いなく強くなってると思うので、そこを見てほしいです」とコメント。町田の居合いパンチが炸裂するのか、デンサヤームがついにK-1ルールに適応して勝利を挙げるのか?