2023年12月9日(土)エディオンアリーナ大阪『K-1 ReBIRTH 2』の前日計量&記者会見が、8日(金)大阪府内にて13:00より行われた。
第9試合のK-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ3分3R延長1Rで対戦する、王者KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)は52.0kg、挑戦者アントニア・プリフティ(ギリシャ/Fight Club Galatsi/Theofanous Elite Team)は51.6kgでそれぞれ計量をパス。
KANAは「コンディションがいい感じで、しっかり明日は練習して来たことを発揮してKOを見せたいです」と5連続KOを狙うとし、プリフティは「明日の試合に興奮しています。素晴らしい試合をしたいと思います」と意気込み。
事前のインタビューで対戦相手が上の階級から落としてくることを警戒していると話していたKANAは「57~58kgで戦ってきた選手なので、自分の中では未知数なんですけど、強い攻撃の免疫力、一発の攻撃力、打たれ強さも含めて警戒はしています。あとは大幅な減量があるので、スタミナ面に不安があると思うので、1Rからガンガン出てくることは想定しています。その中で、3Rでしっかり勝てるように戦います」と、この日も警戒を強めていた。
計量で実際に相手の身体を見て「57kgで戦っている映像しか見ていなかったんですが、今回52kgに落としてきて細いなと思いました」とする。体重もKANAより400グラムアンダーでこの減量が試合にどう影響するか。
そのプリフティは減量について「10kgくらい落としてきましたが、52kgは問題ないと思います。KANA選手が、この階級でやってきたことにリスペクトをしています」と、問題ないとした。
また、MMAとの二刀流について聞かれると「MMAとキックボクシングをスイッチするのは簡単ではない。今回はキックボクシングに合わせた練習をしてきました」と、キックボクシングに専念してこの試合に臨むと語った。