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【UFC】ミーシャ・テイトが18年目の20勝。バンタム級復帰でアビラに一本勝ち「諦めない」。衝撃2試合連続のスラムKO決着も=プレリム

2023/12/03 09:12
 2023年12月2日(日本時間3日朝6時~)米国テキサス州オースティンのムーディーセンターにて『UFC Fight Night: Dariush vs.Tsarukyan』(U-NEXT配信)が開催された。  プレリムのメインカードでは、女子バンタム級で元王者のミーシャ・テイトが1年5カ月ぶりの勝利を飾った(※メインカードの試合リポートはこちら)。 ▼女子バンタム級 5分3R〇ミーシャ・テイト(米国)20勝9敗(UFC7勝6敗)135.5lbs/61.46kg[3R 1分15秒 リアネイキドチョーク]×ジュリア・アビラ(米国)9勝3敗(UFC3勝2敗)135.5lbs/61.46kg  元バンタム級王者で同級12位のテイトは、フライ級からバンタム級に戻しての1年5カ月ぶりの試合。2022年7月の前戦ではフライ級転向で3位のローレン・マーフィーに判定負け。37歳。  アビラはバンタム級13位。2021年6月の前戦では、元SEI☆ZAのユリア・ストレンコを3R、リアネイキドチョークに極めている。出産から2年半ぶりの復帰戦となる。35歳。  1R、先に詰めてシングルレッグ&小外がけテイクダウンはテイト! 頭を抱えるアビラから頭を抜きサイドを奪い、ケージウォークするアビラに上四方。マウントからスクランブルするアビラにバック奪取。フェイスロックでスクイーズして、パウンド、バックマウント、4の字ロック。背後から鉄槌。おたつロックから再びマウントでヒジを突く。  2R、ジャブ、ワンツーで圧力をかけて組んだテイト。ダブルレッグテイクダウン! 再びテイトの首を抱えるアビラにヴォンフルーチョーク狙い。頭を抜いたテイトに、アビラはケージを蹴ってインバーテッドに。しかしテイトはその足をレッグドラッグに押さえてパウンド。バックマウントでコントロールしながらパウンドする。  3Rも一気に詰めてダブルレッグテイクダウンはテイト。立ち上がったアビラをすぐに大内刈テイクダウンからバックマウント、アゴ上からパームトゥパームで引き寄せてから頭後ろにリアネイキドチョークを極めて、咆哮。自身の胸を叩いた。  MMA20勝目を挙げたテイトは、「誰が相手でも戦う。私が誰か分かった? 18年目で20勝目。前戦ではみんなが引退だと言ったけど、戦うんだとトレーニングを積んで来た。誰に何を言われても関係ない。諦めない」と語った。 [nextpage] 衝撃! 史上初の2試合連続スラムKO ▼ミドル級 5分3R〇コーディ・ブランデージ(米国)185lbs/83.91kg[1R 1分49秒 KO] ※スラム→パウンド×ザッカリー・リース(米国)185lbs/83.91kg  UFCデビュー戦のザッカリー・リースはこの試合まで6勝無敗。UFC登竜門のコンテンダーシリーズではガードからの腕十字で一本勝ちして契約を決めた。  対するコーディ・ブランデージはUFC3勝4敗。LFAから2021年9月に緊急UFCデビューで判定負けした後、2試合連続フィニッシュ勝利。その後3連敗を喫したが、2023年9月の前戦でジェイコブ・マルクーンの反則のヒジを受けて白星を拾っている。バックボーンはレスリング。元UFCのアマンダ・クーパーが妻でありコーチを務めている。  試合は、ブランデージがシングルレッグでテイクダウン。下のリースが三角絞めを狙うと、ブランデージがとらえられた右手と左手をクラッチしてリースを持ち上げる。すぐに左手で足をすくってリフトを阻止しようとしたリースだが時遅し。1試合前と同様に上に持ち上げたブランデージは、これも前の試合と同じように、相手の側頭部をマットに叩きつけて、足を外すと、すぐさまパウンド! 失神したリースにレフェリーが間に入った。 ▼ライト級 5分3R〇ドラッカー・クロース(米国)155.5lbs/70.53kg[1R 1分41秒 KO] ※スラム×ジョー・ソレッキ(米国)155lbs/70.31kg  ヒザ前十字靭帯の損傷から1年4カ月ぶりの試合となる、UFC7勝2敗のドラッカー・クロースが、柔術黒帯でUFC5勝1敗の好戦績のジョー・ソレッキと対戦。  先にニータップからシングル、ダブルレッグに移行してテイクダウンを奪ったソレッキだが、バックを取りにいくところで落とされて下に。ガードポジションから腰を切って腕十字を仕掛けるが、クロースはそれを持ち上げて、腕を離さないソレッキを側頭部からマットに叩きつけると、ソレッキは失神! パウンドに行こうとするクロースの間にレフェリーが入って、試合は決した。 [nextpage] ▼ライトヘビー級 5分3R〇ホドルフォ・ベラト(ブラジル)205.5lbs/93.21kg[2R 4分17秒 TKO] ※パウンド×イーホル・ポティエリア(ウクライナ)204lbs/92.53kg ▼ウェルター級 5分3R〇ジャレッド・グッデン(米国)171lbs/77.56kg[1R 1分11秒 リアネイキドチョーク]×ウェリントン・トゥルマン(ブラジル)171lbs/77.56kg ▼女子フライ級 5分3R〇ヴェロニカ・ハーディー(ヴェネズエラ)125.5lbs/56.93kg[判定2-1] ※29-28×2, 28-29×ジェイミー・リン・ホース(カナダ)125.5lbs/56.93kg 【中止】 ▼フェザー級 5分3Rスティーブ・ガルシアメルキザエル・コスタ
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