プロチームを迎え撃つBreakingDownチーム
2023年11月23日(木)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ『BreakingDown 10』の前日記者会見が、22日(水)都内にて行われた。
第19試合から第23試合はBreakingDownとプロ選手の対抗戦となる。
第19試合プロ対抗戦キックルール65kg以下でYURAと対戦する大威(TARGET SHIBUYA)は、まだアマチュアだが今回はプロチームとして出場。「先日、YA-MANさんと未来選手の試合を見て本物のエンターテインメントというか、凄い感動して。そういうファイターになりたいと思っているので、明日はぶちのめして最高の打ち合いをしましょう」と、ジムの先輩であるYA-MANと朝倉未来の試合に刺激を受けたとコメント。
対するYURAはK-1甲子園準優勝、プロで10勝(4KO)無敗だというキックボクサー。「明日は格の差を見せつけようと思っています。多分ヘッドギアがあった方がいいと思う。クリンチする暇もないくらいで終わると思うので」と瞬殺を宣言。
大威も「逆にこっちが1Rで終わらせてやろうと思っている」と言い返せば、YURAは「1Rもいらないです。30秒かからないかもしれないです」と笑った。
プロ戦績1勝1敗1分ながら平成29年度日本拳法全日本体重別選手権大会軽量級優勝、第63回全日本学生拳法選手権大会優勝(7連覇)/最優秀選手賞と日本拳法で輝かしい実績を残しているSAIGO(TARGET SHIBUYA)は、「対戦相手とは体重差・体格差がけっこうあると思っているんですけれど、BreakingDownだからこそ出来る戦いなのかなと思います。山本選手は元ボクサーのチャンピオンだか何だか分からないですけれど、こんな喧嘩ごっこして楽しんではるので明日はボコボコにしてリングに沈めたいと思っています」と言い放つ。
そのSAIGOと第20試合プロ対抗戦キックルール65kg以下で対戦する元プロボクサーで元OPBF東洋太平洋バンタム級王者の山本隆寛は、「明日は現役プロとの対抗戦ということでしっかり準備してきました。SAIGO選手の試合映像を見ました。正直言っていいですか? なかなか強いやん。でもね、僕は今回とっておきの秘策を用意してきているので、明日はずばりパンチだけで倒します。蹴りなんかいらないです。拳2つでリングに沈める」と、パンチだけでKOするとした。
第21試合プロ対抗戦キックルール68kg以下で外枦保尋斗と対戦する杉本祥(TARGET SHIBUYA)は18勝(7KO)10敗2分と30戦ものキャリアを持つ。「想像以上に煽られちゃって頭に来ているので、久しぶりにアツい試合が出来そうだなと思っています」とコメント。
対戦する外枦保は元プロキックボクサーで、5戦5勝(4KO)無敗の戦績。BreakingDownでも4勝1敗と強さを発揮している。「明日は僕が一番BreakingDownらしい戦いをして、一番盛り上げようと思っています。そして杉本選手に聞きたいんですけれど、負けたら頭を丸めるんですか?(くどい、それしか言えんのか、お前はと杉本)僕は負けたらBreakingDownを引退します。杉本選手はプロ格闘家として何10戦もしてきてて、いろいろな場数を踏んでいてリスペクトする気持ちはあるんですけれど、BreakingDownを小バカにしたプロ格闘家を明日は返り討ちにして、小バカにしたことを後悔させてやろうと思っています」と、負けたら引退を懸けると宣言した。
第22試合プロ対抗戦キックルール71kg以下は才賀紀左衛門vs.細川一楓となり、第23試合プロ対抗戦キックルール75kg以下は蛇鬼将矢vs.川島悠汰。
元NKBウェルター級王者でRIZINにも出場経験のある(KO勝ち)蛇鬼は、「この試合は言葉いらんでしょう。絶対に盛り上がるし、バチバチのド突き合いになると思う。何より川島くんがダイエットしたなって。ちっちゃい豆タンクみたいだったけれど、好青年みたいになっているからその顔をボコボコにしたろかなと思っています」とニヤリ。
対する“Mr.BreakingDown”の異名を持つ川島はBreakingDownで9勝2敗。「自分は第1回大会から始まり、今回の記念すべきメモリアル大会に出させていただくことを本当に感謝しています。そして今回プロとの対抗戦ということで、対戦相手の蛇鬼選手の試合を見させていただいたんですけれど、本当にバチバチで凄く楽しめそうな相手だなと思っています。このBreakingDownが気にくわなくて乗り込んできているんだったら、やってやるよって感じなので、明日はボコボコって言っていましたが、それは自分だろって気持ちです。とにかく楽しみましょう」と語った。