メジャー舞台を渡り歩いてきた才賀がBreakingDownに参戦
2023年11月23日(木)さいたまスーパーアリーナ・コミュティアリーナ『BreakingDown 10』のオーディション動画が、大会CEOである朝倉未来のYouTubeチャンネルで公開中だ。
Vol.3として公開された動画では「プロ格闘家vs.BreakingDown」の対抗戦オーディションのメンバーが発表された。その一人はK-1やRIZINなどメジャー舞台で活躍してきた才賀紀左衛門だ。
才賀は空手をバックボーンに持ち、2007年大晦日のK-1甲子園でデビュー。K-1、Krush、シュートボクシング、REBELSなど様々なリングを渡り歩き、2014年10月からはMMAにも参戦。2015年12月に所英男、2016年9月に山本アーセン、2017年12月には朝倉海ともRIZINで対戦している。2020年12月、K-1復帰を果たして卜部弘嵩と対戦したが、ローブローを受けて試合続行不可能となり、2Rでの反則勝ちとなった。2021年12月のK-1で玖村修平に初回KO負けを喫した試合が最後となっていた。戦績は21勝(4KO)9敗2分。
「自分は格闘技の試合を離れているんですけれど、また試合したいなと思って。自分、今まで出て来たのはK-1もRIZINもそうだし、一番その時に盛り上がっている団体に出ていたので、僕がパッと見た中で一番盛り上がっている団体はどこやろと思ったらBreakingDownが一番盛り上がっているのでBreakingDownに来させてもらいました」と、応募した動機を話した才賀。
【写真】2021年12月、約1年ぶりの復帰戦をK-1で行った才賀だが玖村修平に初回KO負け
対戦相手に名乗りをあげたのは細川一諷。才賀と同じく空手出身で、元THE OUTSIDERで現在はBreakingDownで活躍する萩原裕介の会社の従業員。喧嘩自慢地区対抗戦に北関東代表として出場し、ダイスケから勝利を収めると、朝倉未来YouTubeチャンネルの企画「喧嘩自慢100人」で勝ち残り、年間1000万円の契約を勝ち取った男だ。
【写真】朝倉未来と話す才賀
「俺が試合やってやるよ」と名乗りをあげた細川に、才賀は「じゃあ、一番の子でお願いします」と即座に対戦を受諾。体重を心配されたが、才賀は「体重とか大丈夫。喧嘩で一番になった子でしょ。だから何kgでも大丈夫だから。頑張って食べて大きくする」と笑った。
(C)BreakingDown
審査員の瓜田純士に「しょっちゅうプライベートがYahoo!ニュースになってるけれど大丈夫?」と心配されたが、才賀は「そっちが大変ですね(笑)。でも、やっとこれで格闘技に集中できるかなと思って来ました」と笑い飛ばす。
【写真】「喧嘩自慢100人」を勝ち抜いた細川と対戦決定の握手を交わす才賀
才賀は「負けると思ったら来てないし、プロとアマチュアの差は見たら分かる。やってきた数が違うので。別に喧嘩じゃないし。喧嘩は先手必勝じゃないですか。でもこれはちゃんと1分ってルールの中でやるから。それはもう負けないです」と余裕の笑み。
細川は「1分という短い時間だからこそ、格闘技の技術も必要だけれど生物的に強いヤツが強いと思っている。それは俺の方が持っている」と自分の方が生物的に強いと自信満々に話した。