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【ボクシング】ガヌー「俺の右オーバーハンドが当たれば彼は倒れる」×フューリー「KOパンチを当てる能力を持っている者が勝者となる」、元UFC解説のハーディーも展開を予想

2023/10/28 21:10

最終的にフューリーのアッパーがガヌーをとらえるだろう(ハーディー)



(C)Zuffa LLC/UFC

 フューリーは現WBC世界ヘビー級王者で、元WBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級の3団体も統一したプロボクシングヘビー級の雄。対するガヌーは元UFC世界ヘビー級王者。MMA17勝3敗で、2023年1月にUFCを離脱し、2023年5月に『PFL』と契約を交わしている。

 今回の試合では、フューリーが持つWBCのベルトはかけられず、勝者にはWBCから「リヤド・チャンピオンベルト」が与えられる。

 両者のボクシングマッチについて、多くの予想が行われているが、DAZNのインタビューでは、元UFCファイターでUFCの解説やコメンテーターを長年にわたって務めたダン・ハーディーが試合を予想している。

 ハーディは「フューリーが試合を決定づけるまで数ラウンドは続く」と予測し、「最初の3ラウンドでガヌーがパンチをまとめようとして、いくつかフューリーに当たるシーンがあるだろう。手堅い戦い方としてはボディを攻めることだ。フューリーは頭を動かしながら攻め込むのが上手いから」と、序盤にガヌーが攻勢に見える場面があると語っている。

 そして、「その後の見込みとしては、フューリーがリードハンドで距離を置きながら疲弊させる展開が3、4ラウンド続くだろう。最終的に、フューリーはアッパーカットを狙い始めるだろう。それは、ガヌーが懐に入り込んでパンチを効かせにくるから。そこにフューリーが身体の中心を滑るようなアッパーカットでガヌーを捉える光景が目に浮かぶ」と、WBC王者が元UFC王者の序盤の猛攻を凌ぎ、ジャブで削り、ガヌーが入って来たところに近距離戦でもアッパーなどのパンチを当てると予想した。

 果たして“最凶”のパンチを持つのはフューリーかガヌーか。間もなくゴングだ。

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