OFGマッチに挑む(左から)不可思、小笠原、重森(C)KNOCK OUT
2023年11月5日(日)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2023 vol.5』に出場する小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDフェザー級王者)、重森陽太(Eight Weapons市KNOCK OUT-REDライト級王者)、不可思(クロスポイント吉祥寺/KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者)が、クロスポイント吉祥寺で公開練習を行った。
今大会は本戦全試合オープンフィンガーグローブ着用のREDルール(ヒジ打ちあり、首相撲からの攻撃無制限)、KOボーナスあり(30万円、メインイベントのみ100万円)で実施される。
11月4日(日本時間5日)アゼルバイジャン・ナショナルジムナステイックアリーナ『RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan』にて、RIZINフェザー級王者ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)にタイトルマッチで挑戦する鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)も加わり、総当たりのマススパーを披露した。
自ら出場を志願し、初のOFGマッチとなる不可思は「今回ムエタイルールでOFGということで、どんなんなるかなみたいに思っていて。グローブと比べて小さくてちょっと痛いかなくらいに思っていたんですけれど、千裕とか渡慶次さんからOFGのポイントを教えてもらってOFGの奥の深さを知って面白いなと思っています」と、OFGを知ってワクワクしているとコメント。
重森は「今回初めてのOFGマッチなんですけれど、ここで一気にOFGマッチ、あとムエタイが流行ってくれればいいなと思って今回の大会を盛り上げようと思っているところです。OFGマッチを何試合かやっているところはあるんですけれど、全試合OFGの試合で埋めることが出来るっていうのはKNOCK OUTの凄いところだなと思うので、2回目、3回目と出来るように、KNOCK OUTのレベルが上がって行けばいいんじゃないかなと思っています」と継続して出来るように盛り上げたいとする。
小笠原は「今回メインでやらせていただけるんですけれど、僕は1回ONEでOFG経験しているとはいえ30秒なので、今回しっかり改めてOFGはどういうものなんだろうなっていうのが自分自身分かる試合になるんじゃないかなと思っています。ただグローブが小さいので倒せる確率が高くなる、僕のために用意された大会と行っても過言ではないと思っているので、しっかりラストを締めて終わりたいと思います」と、メインイベントをKOで締めくくると意気込む。
MMAの試合でOFGに慣れている鈴木は「通常のグローブはグローブの厚さ分、避けられる範囲が広いんです。守れるところがあるんですけれど、隙間とか本来ならグローブでかばいきれるところがOFGにはないので、そういったところが入りやすいのかなっていうのがあります。特にオーバーハンドとか外からの攻撃に非常に弱いので、そういうところを見られるようになれば全然問題ないのではと。あとOFGは一発が致命傷になるのがグローブと違う大きな点なんですけれど、その致命傷をいかにもらわず相手に喰らわせるかがポイントだと思うので、いつも通りやればKO出来ると思うので楽しみにしています」と、3選手に期待をかけていた。
また、小笠原について鈴木は「OFGなら人間が反応できるスピードを超えてくる」と評した。