空手
レポート

【新極真会】話題の空手ヒロイン、高速パンチ&鋼鉄ボディの目代結菜が初日を突破=『第13回全世界空手道選手権大会』

2023/10/14 17:10
 2023年10月14日(土)東京体育館で全世界空手道連盟 新極真会『第13回全世界空手道選手権大会』が幕を開けた。  4年に一度、体重無差別の直接打撃制(フルコンタクト)ルールで行われる世界選手権大会は世界103カ国・地域から男子132名・37名が日本に集結し、2日間で過酷なトーナメントを争う。最大で男子は8試合・女子は6試合を勝たなければ優勝できない。大会初日は男女共に1回戦から3回戦までが行われた。  女子で注目を浴びる目代結菜(日本)は1回戦シードで2回戦からの出場となり、初戦でカミーユ・ハドゥシュ(フランス)に判定3-0で勝利。  3回戦ではアネタ・メスカウスキエネ(リトアニア)との対戦となり、本戦は引き分けとなったものの延長戦では突きを主体として右下段廻し蹴りと膝蹴りを時折混ぜるスタイルは変わらないものの、ストレートの右の突きをしっかりとインパクトを付けて胸に叩きつけた。下突きで粘うアネタだったが、目代の右の突きの印象が優り、判定4-0で目代が初日を突破した。  目代はYouTubeの『黒帯ワールド』に出演し、“高速パンチ女子高生”(現在は高校卒業)、“鋼鉄の腹筋”として大ブレイク。その高速パンチを武器に2019年第1回アジアフルコンタクト空手大会の女子軽重量級で頂点に立ち、2022年第7回全世界ウエイト制空手道選手権大会で女子重量級に出場し3位入賞、世界を相手に実力を証明した20歳。  一方、大学では化学を専攻するリケジョとして勉学に勤しみ、二刀流として活躍中だ。また『沸騰ワード10』などバラエティー番組に出演するタレントとしても活動している。  15日(日)は同会場にてベスト8からの戦いとなる準々決勝から決勝までが行われ、女子世界一の座が争われる。
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