2023年11月25日(土)東京・後楽園ホール『Krush.155』の第2弾対戦カード発表記者会見が、10月13日(金)都内にて行われた。新たに次の3カードを発表。
▼スーパー・フェザー級 3分3R延長1R友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)目黒翔大(優弥道場)
友尊はキックボクシングで2011年7月にNJKFスーパーフェザー級王者になった後、プロボクシングに転向。7勝(4KO)6敗1分の戦績を残し、2017年8月のKrushでキックボクシング界に復帰した。2019年5月には第6代Krushスーパー・フェザー級王者の郷州征宜を判定で破っている。2022年1月の「第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」では準決勝で中島千博に敗退。9月も髙橋直輝に判定で敗れるも、2023年1月に南雲大輝を豪快KO。戦績を17勝(10KO)8敗とした。
目黒は6勝(2KO)6敗2分のサウスポーで、2023年7月にKNOCK OUTとの対抗戦で新田宗一朗に判定勝ち。3連敗からの3連勝をマークした。山本優弥を師匠に持ち、しぶといファイトを身上とする。
▼スーパー・バンタム級 3分3R延長1R豊田優輝(BELLWOOD FIGHT TEAM)“狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)
鈴木博昭率いるBELLWOOD FIGHT TEAM所属の豊田はK-1カレッジ2019 -60kg王者。2019年12月にプロデビューし、池田幸司、橋本実生、松谷桐らと対戦して戦績は4勝(2KO)7敗1分。前戦はKNOCK OUTのリングに乗り込み、工藤“red”玲央にTKO勝ちした。
迅は“狂拳”のリングネームを“狂拳”竹内裕二から授かり、2020年1月にKrushでプロデビュー。2戦目で永坂吏羅にKO負けを喫したが、2022年2月に光佑をKO、5月に坂本寿希に判定勝ちと連勝。怪我のため約1年2カ月ぶりの復帰戦となった7月の試合では倉田永輝に判定2-0で敗れた。戦績は3勝(1KO)2敗。
▼プレリミナリーファイト Krushバンタム級 3分3R紀空(=きら/K-1ジム五反田チームキングス)今村流星(KINGS)
紀空は2021年10月にKrushでプロデビューし、これまで3勝(1KO)2敗1分。今村は2勝(2KO)無敗で、前回は4月のKrushでKO勝ちしている。
また、会見で宮田充Krushプロデューサーは12月17日(日)東京・後楽園ホール『Krush.156』で「ちょっと変なことをやってみようと思います」と予告。
「いつものKrushではないカード、メンバー、ゼロベースで頭を捻っています。K-1とはまるで打って変わって、捻ったKrushにするつもり。早ければ今月下旬からカードを出します。素晴らしいメンバーも登場しますが変化球もぶつけてみたい」と、変わったカードを投入するとした。