鈴木成実(右)が4連覇を達成した(C)新極真会
2019年8月3日(土)・4日(日)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで新極真会主催『カラテドリームフェスティバル2019全国大会』が開催された。全国大会としては過去最多となる2528名がエントリーし、諸流派からはじつに137団体が参加。全国大会の出場最多記録を更新した。
過去最多となる2528名がエントリー、全国大会の出場最多記録を更新した
4日に行われた組手の部。中学2年生女子重量級は、3連覇中の鈴木未紘(厚木・赤羽支部)が登場した。父の鈴木国博支部長は、闘病中で一時自宅での静養となっていたが、急遽応援に駆け付けた。未紘は、そんな父の思いに応えて決勝まで勝ち上がる。そして、突きとヒザ蹴りのコンビネーションで木下沙也を圧倒して本戦5-0で優勝を決めて、4連覇を達成した。
また同じく鈴木国博支部長の二女の成美(厚木・赤羽支部)も、小学3年生女子決勝に出場。彼女も4連覇がかかっていたが、決勝で梅澤紅羽と対戦し、上段前蹴りの技有りを2回奪い、合わせ一本勝ちで見事に達成した。回復へ向かう父親への最高のエールとなった。
レポート/テキスト提供=全世界空手道連盟 新極真会