2019年7月28日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.17』で、ステファニー・エッガー(スイス)に判定3-0で敗れたKINGレイナ(FIGHTCLUB 428)が早くも再始動。
KINGレイナは大幅な減量を行い、自身最軽量の63kg契約で試合に臨んだが、エッガーに寝技で主導権を握られ、立ち技でもパンチを被弾。最後はラッシュをかけて逆転を狙ったが、一歩及ばず2017年10月以来のRIZINでの勝利はならなかった。
試合後には初めて涙を見せ、「思っていたよりも体が動いてないので悔しいですし、その部分では一番悔しかった。今までのどの負け方よりも悔しかったなと思っています」とインタビューにも涙声で答えた。敗因には大幅な減量に身体がついてこなかったこと、初めての63kgに身体が慣れていなかったことなどをあげた。
試合後、悔しさに涙を浮かべながらコメントしたKINGレイナ 約1年ぶりのRIZINで敗れ継続参戦は微妙だが、試合後はすぐに練習を再開したようだ。8月上旬に沖縄へ渡り、パンクラス・ストロー級王者の砂辺光久率いるreversaL Gym OKINAWA CROSS×LINEで出稽古。
自身のSNSには「試合終わりの初練習バチバチにしごかれてやばかったけど…。練習一緒にやってくれた2人めっちゃいい人でしかも同世代! 楽しかったしいい練習だった!! 練習の質高めて頑張ります」と、やる気に満ちたコメントとともに試合で負った生々しい傷跡がありながらも笑顔の写真を掲載していた。
再起の舞台はホームリングの『DEEP JEWELS』になるのか、年末のRIZINまでに汚名を返上できるか。