2023年10月8日(日)朝倉未来のYouTubeチャンネルにて無料配信される『BreakingDown 9.5』の前日記者会見が、7日(土)都内にて行われた。
かつてないほど大荒れとなった今回の前日記者会見。第7試合のレオvs.シェンロンでは、向かい合った瞬間にシェンロンがレオの顔面に頭突きを見舞い、レオもパンチと蹴りで反撃する大乱闘に。
一度は席に着いた両者だが、朝倉未来CEOが挨拶中にも怒鳴り合いを続け、ついには両端に席が移動された。
質疑応答で何があったのかと聞かれたシェンロンは「僕は最初ジョリー君とやる予定だったんですね。そのために無理やり身体を大きくしたんですよ。でもジョリーが骨折したのでしょうがないけれどムカついたし、それであのクソガキがシェンロンだったらやりたいとか喧嘩売ってきたから、おやじ狩りをしてやるとか言ってきたから。そうしたら体重が54kgしかないと。俺がどんだけ4日間で減量したか分かってんのか。格闘家でもないのに、こらっ! 喧嘩売ってきたら年は関係ないし。大阪で俺が一番やと言ってたろ。大阪の不良を知ってるのか。俺は623番目じゃ、大阪で。世間知らならすぎるぞ。19にしてはガキ過ぎじゃ。調子こくなよ」怒鳴りまくる。
「まず会見前に裏でレオが全然挨拶に来なかった、SNSでもイラついとって。僕は減量でもイラついておって。挨拶もないんかって何も考えずに言って、そしたら死ねってやってきて。それで小競り合いになって前蹴りやってきて、ちょうど腹立つところに当たってイラついてもうてた。これは喧嘩やから、先手必勝。喧嘩じゃないですか。だから先手必勝は当たり前やしって感じです」と、会見前にレオから挨拶がなかったことが発端で小競り合いとなり、先にレオが蹴りを見舞ってきたから怒っていたと説明した。
4日間での減量については「まず2日間メシ喰ってないです。オロナミンCをメシとして喰って。今朝も4時起きで半身浴して。まだ落ちてなかったんですよ。それで歌舞伎町にええ銭湯があるって聞いて、そこから水抜きしてサウナで10分以上4~5Rやって。格闘家じゃないからしんどいことしたくないけれどしょうもないじゃないですか。それでも負けられへん。大阪同士のタイマンだし、若いもんには負けられないし、不良としてやってきた自負があるから。レオくんも礼儀、目上の人には謙虚になること学んだらええかなと思っています」と、苦しい減量があったと打ち明け、レオに謙虚さと礼儀を学ばせないとした。
しかし、レオは「31っておっさんやと思うので、若い俺がここから大阪引っ張ってこうかなって感じですね。世代交代みたいな」と、自分が大阪代表の不良になると答える。
これにシェンロンは「世代交代って、僕、まだシャバ歴浅いんですけど、21歳くらいなんですよ。だからめちゃめちゃ元気です。元気しかないです。サイコー」と、まだまだ若いもんには負けないと言い放った。 最後にシェンロンは「明日はお互いメインやんけ。俺も前回負けてんねん。弱いねんけれど男同士の年は関係無しのノーガードのド突き合いして拳交えようや。ド突き合おうや、分かった? 周りの目は気にせんとド突き合おうな、な」と真正面からのド突き合いで決着をつけようと話した。