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2023年10月21日(土)プロ修斗公式戦「SHOOTO GIG TOKYO Vol.35」新宿FACE大会の追加カードが発表された。
すでにフェザー級で齋藤翼vs.椿飛鳥、フライ級で宮城友一vs.片山将宏、梅木勇徳vs.植木“令和”新、バンタム級で榎本明vs.新井拓巳、小林佳純(よしずみ)vs.永井奏多の5カードが発表されている同大会で、新たにニュージェネレーションファイターのカードが決定した。
プロライセンス取得可能となる17歳の高校生同士のマッチアップが実現。ストロー級で根井博登(パラエストラ千葉)と黒部和沙(TRIBE TOKYO MMA)が対戦する。
17歳ながら既にコンプリートファイターとしての片鱗を魅せる根井博登は、2023年4月大会でプロデビュー。大田ノヒロを1R リアネイキドチョークで極めると、聖地初登場となった7月の後楽園ホール大会では、驚異の“キープムービング”で関係者のみならず修斗通をも唸らせる試合運びを見せつけて、里見拓磨に判定勝利した。
そんな根井の対戦相手となるのが、こちらも現役高校生の黒部和沙。
黒部は、2022年年末に行われたEXトーナメント・フライ級で落ち着いた試合運びと強いテイクダウンで準優勝。優勝の新里昭悟(Theパラエストラ沖縄・コザ)らとともにプロライセンスを獲得している。
多くのトップファイターを輩出するパラエストラ千葉NWと練馬TRIBE・長南組が自信を持って送り出す新世代のニューカマー。次々世代の台頭を予感させるに充分な“ジェネレーションZ”対決に注目だ。
さらに、2018年バンタム級新人王に輝きながら、悪夢の8連敗。勝ち星を目指し、もがき続けるガッツ天斗(パラエストラ綾瀬)が、2022年10月の小林佳純戦の判定負け以来、約1年振りに修斗に出場。2023年1月の前戦では「GLADIATOR 020」で溝口司にスプリット判定で惜敗しており、FACEで復活なるか。
対する青井心二(心技館)も新人王準決勝から連敗を喫するも、2023年9月3日の新潟大会「越後風神祭り11」では、わずか32秒、電光石火のフロントスリーパーで勝利。今大会へ志願の連戦となった。
負のループから抜け出した青井が連勝して波に乗るか? ガッツが2019年1月のハンセン玲雄戦の判定勝ち以来、4年9カ月ぶりの勝利を掴むか? バンタム級サバイバルマッチを制して生き残るのは果たしてどっちだ!?
その他には、フライ級の輝龍(ROOTS)vs.寺嶋直人(SUBMIT MMA)、バンタム級の関根累(ROOTS)vs藤田ムネノリ(SUBMIT MMA)の「ROOTS vs. SUBMITMMA」の2連戦。SUBMIT MMAの室伏カツヤ代表は元ROOTS所属。見方によれば佐藤ルミナとの師弟代理対決の様相も呈している興味深いマッチアップだ。
これで全11カードが決定。「SHOOTO GIG TOKYO」シリーズの35回目の開催となる新宿FACE大会に注目だ。
【新たに発表されたカード】
▼バンタム級 5分2R
ガッツ天斗(パラエストラ綾瀬)※2013年同級新人王
青井心二(心技館)
▼ストロー級 5分2R
根井博登(パラエストラ千葉)
黒部和沙(TRIBE TOKYO MMA)※デビュー戦
▼フライ級 5分2R
輝龍(ROOTS)
寺嶋直人(SUBMIT MMA)
▼バンタム級 5分2R
関根 累(ROOTS)
藤田ムネノリ(SUBMIT MMA)
▼フライ級 5分2R
前田壮吉(リバーサルジム横浜グランドスラム)
古賀優平(TRIBE TOKYO MMA)
▼2023年度新人王決定トーナメント2回戦 フェザー級 5分2R
青井太一(心技館)
椿 馨(KATANA GYM)
【既報カード】
▼フェザー級 5分3R
齋藤 翼(FIGHTFARM/総合格闘技津田沼道場)
椿 飛鳥(トライデントジム)
▼フライ級 5分3R
宮城友一(同級世界5位・キックボクシングDROP)
片山将宏(同級世界9位・TRIBE TOKYO MMA)
▼バンタム級 5分2R
榎本 明(リバーサルジム東京スタンドアウト)
新井拓巳(ストライプル新百合ヶ丘) ※2022年度同級新人王
▼バンタム級 5分2R
小林佳純(リバーサルジム東京スタンドアウト) ※よしずみより改名
永井奏多(TRIBE TOKYO MMA)
▼フライ級 5分2R
梅木勇徳(パラエストラ千葉)
植木“令和”新(シューティング宇留野道場)