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2023年10月15日(日)横須賀市の神奈川歯科大学アリーナにて開催される『Fighting NEXUS “BAYSIDE BATTLE in YOKOSUKA 2023”』の試合順が発表された。
「トリプルメイン」の最後は、地元SONIC SQUADの森山壱政の1年10カ月ぶりの復帰戦。3連勝中の宮平守太郎(トイカツ道場)と対戦する。
森山は、2020年12月にジェイク・ムラタに一本勝ちするなど3連勝をマークしたが、2021年4月に河村泰博とのグラップラー対決で判定負け。7月に唐沢タツヤを2R リアネイキドチョークで極めて再起を果たしたが、2021年12月大会で“レッグハンター”須藤拓真(X-TREME EBINA)に一本負け。以降、試合から遠ざかっていた。今回はフェザー級で復活を期す。
対する沖縄出身の宮平は、2019年MWJ杯フェザー級優勝者。2020年2月のPANCRASEで井村塁に一本負けも、2021年6月に大谷啓元を1R TKOに下して再起。2023年2月からNEXUSに参戦し、小森真誉を右ストレートで2R TKOに下すと、7月の前戦でも菊川功武にキレのある右で崩してバックを奪ってのリアネイキドチョークで一本勝ち。3連勝をマークしている。
森山は、長い手足を活かした打撃と、河村の必殺の三角を外してバックテイクするなど、強さを見せていた組み技力がどこまで進化を遂げているか。同じく一本勝ちもマークする宮平とは、スタンドでの際の打撃にも注目の一戦だ。
また、トリプルメイン2では、フライ級で小林了平(SONIC SQUAD)と宮國要(ALAVANCA柔術)が対戦。トリプルメイン1では、バンタム級で下田凛太郎(DOBUITA)とふくやーまん(フリー)が対戦する。
なお、8月の後楽園大会でMMA引退試合を行った渡部修斗が、今大会よりマッチメイカーとしてFighting NEXUS実行委員会に参加。「初代バンタム級王者の渡部です。今までも何度かマッチメイクを手伝わせて頂いたこともあり、引退後は正式にマッチメイクに入って欲しいと山田代表からお誘い頂いていてこの度、マッチメイカーとして実行委員会に入ることになりました。選手のドラマを作れるようなマッチメイクをしていけたらと思います。あと目標や道筋が分からない選手には気軽に相談をしてもらえたらと思います。Nexusの選手のために頑張っていきます、宜しくお願いします!」と、意気込みを語っている。
バンタム級で塩谷優斗(スカーフィスト)と対戦予定だったアオキング一輝(T-BLOOD)が、練習中の怪我により欠場。塩谷との試合は中止となっている。