秒殺で25連勝目を飾った名高(C)BOMプロモーション
Amazing Muaythai,Road to Rajadamnern × Shimizu presents BOM 44
2023年10月1日(日)神奈川歯科大学体育館
▼第5試合 [1st MAIN EVENT] BOMスーパーフライ級(52.16kg)3分5R
〇名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)
TKO 1R 0分48秒 ※左ミドルキック
×チョンデン・シッダマン(タイ)
名高は8月12日のルンウィタヤー戦(4R TKO勝ち)、9月9日のスーウィチャイ戦(1R KO勝ち)のRWS2連戦を経て、地元・横須賀での試合となる。
対戦相手のチョンデンはフィームーカオ(テクニックとヒザを得意とする選手)で、昨年9月の『超RIZIN』での名高vs.バンダサック・ソー・トラクンペットとの一戦を見て、「名高とやってみたい。タイで有名な名高を倒す」と名高との対戦に名乗りを挙げたという。
この試合はスーパーフライ級(-52.16kg)3分5Rで行われ、名高がラジャダムナン3階級制覇を狙う布石となる。驚異の25連勝なるか。
1R、名高は軽くジャブ、左ロー、前蹴りを繰り出すと、一段階スピードを上げた左ミドル。チョンデンが右ハイを放つと軸足へ右ロー。そして名高が左ミドルを蹴ると、右腕で受けたチョンデンは右腕をだらりと下げて異常を訴える。そのまま座り込みそうになったため、レフェリーが試合をストップ。名高のKO勝ちとなった。
「チョンデン選手、アウェーである日本にわざわざ来ていただいて試合をしていただいてありがとうございます。多分、腕が折れてしまったと思うんですけれど、申し訳…あの、早く治してまたリングに戻ってきてください。今回、自分が横須賀生まれ、横須賀育ちということで自分の地元で試合をするのはプロ・アマ通して初めてだったんですけれど、本音はもう少し皆様に試合を見せたかったんですけれど、KOで勝てたことは喜ぶことなので今日は素直に喜びたいと思います。また横浜、東京でも試合があるので応援に来てくれると嬉しいです」と、チョンデンを心配すると共に地元での勝利を喜んだ。