8月13日(火)東京・豊洲PITで「ZST.66」「SWAT!170」が開催。下記の通り試合順が発表された。
メインイベントは、5月大会から始まった第3代ZSTバンタム級王者決定トーナメントの決勝戦として、ジェイク・ムラタと滝田J太郎が激突。ともに組み技を武器とする両者。伝統のベルトを腰に巻くのは新鋭のムラタか、大ベテランのJ太郎か。
また、セミファイナルでは、フェザー級王者としての存在感を増している関鉄矢(SONIC SQUAD)が参戦し、2連勝中の浜松ヤマト(T.GRIP.TOKYO)と激突する。
前戦1月大会でPANCRASE、DEEPで活躍する鈴木琢仁を3R TKOに下した関は、2018年8月に豪州RIZE元王者カラム・ルイスにドロー判定以外は2016年11月から7勝1分と負け無し。SONIC SQUADで水垣偉弥らと練習を積み、175cmの長身を活かした打撃で鈴木戦に続く連勝なるか。
対する浜松は大塚隆史の秘蔵っ子。大塚ゆずりのギロチンチョークをここ2試合ともに極めて一本勝ちしている。ノンタイトル戦ながら、浜松が一気に王者の首を獲るか。
さらにZST王者である竿本樹生と小金翔の対戦相手として、灼熱の国、フィリピンから強豪がZSTマットに初上陸。フライ級のラルウ・カタランはMMA3勝8敗でONE Championshipで1勝3敗の戦績を持つ。ONE6連勝中のレネ・カタランの実弟でフィリピンの伝統武術や散打を武器にサイドキックなども繰り出すファイター。フライ級王者・竿本との対戦にも「すでに準備は出来ている」と臨戦体制の構えだ。2016年11月以降、8連勝中で2018年10月には伊藤盛一郎にも判定勝ちしている竿本にとって、海外勢ながらきっちり勝っておきたい相手だ。※カタランが来日ビザの手続き上の問題が発生したために欠場。竿本は対戦相手の調整が不可能のため試合中止に。
さらにライト級ではレスリングアジア選手権二連覇、サンボアジア選手権ゴールドメダリストの実績を持つローク・ベランケル・マナアイ・ジュニオールが参戦。2017年12月に「URCC: BETS 4」でMMAデビュー勝利以来、1年8カ月ぶりの試合に臨む。「祖国フィリピンの栄光と名誉のため、王者が相手でもいい戦いを見せる」というロークが組技に自信を持つライト級王者・小金の首を狙う。小金は2016年6月以降は7勝1分けと負け無し。キャリアで大きく上回る王者は組み技の強豪相手に完勝劇を見せることができるか。※ロッキーが来日ビザの手続き上の問題が発生したために欠場。
「ZST.66」対戦カード
▼第8試合 メインイベント 第3代バンタム級王者決定トーナメント決勝戦 ZSTタイトルマッチルール バンタム級 5分3Rジェイク・ムラタ(パラエストラTB/ Fighting Nexus)滝田J太郎(和術慧舟會/KINGCRAFT)
▼第7試合 ZSTルール フェザー級 5分2R関 鉄矢(SONIC SQUAD/第4代ZSTフェザー級王者)浜松ヤマト(T.GRIP.TOKYO)
▼第6試合 ZSTルール ライト級 5分2R小金 翔(第3代ZSTライト級王者)ヤン・ギョンミン(韓国)ロッキー・ベランケル・マナアイ・ジュニオール(Catalan Fighting System/フィリピン)※ロッキーはビザの問題で欠場
▼第5試合 ZSTルール フライ級 5分2R○高橋拓也(ストライプル取手)[不戦勝]×二之宮徳昭(クロスワンジム湘南)※二之宮徳昭が減量中の脱水症状により病院に搬送。対戦相手の高橋拓也は規定の契約体重をクリアしていたため、高橋拓也の「不戦勝」に。
▼第4試合 ZSTルール バンタム級 5分2R清水俊裕(総合格闘技宇留野道場)諏訪部哲平(和術慧舟會駿河道場)
▼第3試合 ZSTルール フェザー級 5分2R木下尚祐(和術慧舟會GODS)高須将大(ストライプル茨城)
▼第2試合 ZSTルール フライ級 5分2R野沢零羽(和神会)勅使河原稜太(AACCスパイダー)
▼第1試合 ZSTルール ストロー級 5分2R北野一声(SONIC SQUAD)彦坂勇介(禅道会 豊橋支部)
▼ZSTルール フライ級 5分2R竿本樹生(BRAVE GYM/第4代ZSTフライ級王者)ロウェル・ソルネト・カタラン(Catalan Fighting System/フィリピン)※カタランはビザの問題で欠場。竿本の相手の調整がつかず試合中止に
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【SWAT!170】対戦カード
▼第7試合 ZSTルール バンタム級 5分2R上田直毅(パラエストラ東京)アゴデマン(総合格闘技宇留野道場)
▼第6試合 ZSTルール フェザー級 5分2R萩原一貴(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)原口 央(BRAVE GYM)
▼第5試合 ZSTルール 75kg以下契約 5分2R石浦良平(リバーサルジム横浜グランドスラム)モリシマン(STYLE PLUS GYM)
▼第4試合 ZSTルール ライト級 5分2R西尾真輔(総合格闘技宇留野道場)岸野紘樹(トイカツ道場)
▼第3試合 ZSTルール バンタム級 5分2R久保慎太郎(グラアカMMA)金澤臣人(リバーサルジム横浜グランドスラム)
▼第2試合 SWAT!ルール バンタム級 5分2R平田真徳(ALLIANCE)西浦泰誠(パラエストラTB)
▼第1試合 GTルール 無差別級 7分1R篠宮敏久(綱島柔術)岡田剛史(TKエスペランサ)