カーライルに批判されながらも、試合後には「ビールを飲みたい」と言ってのけた堀江
2023年9月24日（日）さいたまスーパーアリーナ『RIZIN.44』に出場する全選手の個別インタビューが、22日（金）都内にて行われた。
第9試合のライト級（71.0kg）5分3Rでスパイク・カーライル（米国）と対戦する堀江圭功（ALLIANCE）が記者からの質問に答えた。
自分がやりたいのは打撃なんでボッコボコにしたい
――現在の心境は？
「ライト急に上げたことで体も心も元気って感じです」
――今回の試合に向けて強化した部分？
「特に新たにっていうのはあんまりなくて。まあ、相手の対策と、自分が持っているところを伸ばしてきました。あとは前回の試合の前というか、いつ頃からか最近は組みもけっこう強化してるんで。今回の試合だからっていうことじゃなくて、前々から組みの強化っはやっています」
――対戦相手の印象は？
「柔らかくて力が強そうで、フィニッシュ率が高い選手っていう印象」
――どんな試合の展開になるとイメージしている？
「自分がやりたいのは打撃なんで、ボッコボコにしたいなって思ってます」
――ライド級に階級を上げて、フィジカルの強化にも取り組んできた？
「そこは特に変わらずで。元々フィジカルにはかなり自信があるんで、特にそこはないです」
――公開練習の時に今回ちょっと早めに断酒するということだったが、その影響は？
「フェザー級とライト級で違う部分があるんですけど、なんかこうストーンって最後の方、今日とかも落ちたような感じはします。フェザー級の時は落ちが悪いとかもあったかもしれないけれど、そういうところは影響しているんじゃないかなっていうふうには思います」
――メンタル面でストレスとかは？
「2週間前を最後にして飲んでないですけど、特に大丈夫でした」
――カーライル選手はこれまで一本負けとKO負けがない。弱点となる部分は見つけられた？
「自分の中で、ここかなっていうところはあります。ここでは言わないようにするんですけど、ありますね。そこを突けばいけるんじゃないかなみたいな感じはありますね」
――カーライル選手はすでにインタビューをやっていて……。
――堀江選手がアルコールを摂取ことに対して批判的で、自分たちに対する冒涜だというようなことも言っていたが？
「そうやってキレられてもしょうがないような行動はしているのかなと思います。ただ、自分はナメたつもりは一切ないので、本気で全力で練習をやってきたので。勝った方が正しいので…もう殺し合いをしたいですね。結果が全てだと思うので」
――ライト級転向へ向けてフィジカル強化はそんなにしなかった？
「特別なことはしてないですね。フェザー級の時と変わらずに、むしろフェザー級の時よりデカくならないように、減量がキツくならないように気をつけた感じですかね」
――筋トレやフィジカルはどれぐらいの比重でやっている？
「パーソナルトレーナーに任せて、身体を大きくしないようにお願いしますって伝えてやってるんで、そこまで重いウエイトを持つというよりも、重すぎないやつを数少なくやっているようなイメージです。今の自分の筋量を生かしてそれを最大限に生かす、爆発力だったりとか、そういったところの強化をやってます」
――もしも仮に負けるようなことがあったとしたら、例えば禁酒するとか考えている？
「考えてないですね。これから試合なので。自分を信じてます」
――カーライル選手はライト級の中でも大きな選手。練習で大きな選手と練習もしてきた？
「同じジムで言うと、渡辺雄太さんとやってきました。カーライル選手がどれぐらい力が強いかとか未知なところはあるんですけど、練習をしている上で自分のフィジカルに自信があるので。自分がやれることを精一杯やってみようと思ってますね」
――AJもサトシも極めきれなかった相手に、寝技については何か対策はやってきた？
「やってきました。カーライル選手の極めに対しての対策だったりとか。そこまで深く言わないようにします」
――普段、試合がない時はどれぐらいお酒を飲む？
「金・土・日。金・土は夜から飲みたいだけ飲んで、日曜日は昼ぐらいからという時もあります。月から木までは飲む時もあるんですけど、基本的には飲んでないです。そんな感じです」
――何リットルぐらい？
「自分じゃ数えないですけど、多分10Lぐらい」
――断酒はきつくないんですかね？
「今回は特にライト級に上げたので、そこまでキツくなかったです」
――試合が終わったら何を飲みたい？
「ビールを飲みたいなって思ってるぐらいです」
