【KNOCK OUT】K-1からの刺客・玖村修平「ブレブレなヤツには負けない」、迎え撃つ栗秋祥梧「KNOCK OUTのマットに沈めるだけ」

　2023年9月16日(土)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.4』の前日計量が、15日（金）都内にて正午より行われた。 　今大会はTOKYO MXが当日19:00～21:30に生中継。キックボクシングの試合が地上波のゴールデンタイムで放送される。 　第6試合のKNOCK OUT-BLACKフェザー級3分3R延長1Rで対戦する、栗秋祥梧（クロスポイント吉祥寺/元大和フェザー級王者）は57.5kg、玖村修平（K-1ジム五反田チームキングス/第6代Krushフェザー級王者）も57.5kgでそれぞれ計量をリミットちょうどでパス。 　K-1 GROUPからの参戦となる玖村は「ここまでしっかり準備してきて、明日はKNOCK OUTのリングにK-1から僕が参戦する形になったので、KNOCK OUTのリングですがK-1ファイターの僕が一番盛り上げたい」と、K-1の力を見せつけるとする。 　それに対して栗秋は「明日は一番輝く試合をして、KNOCK OUTのリングでKNOCK OUTのマットに相手を沈めようと思います」とKO宣言。 　どんな練習に力を入れてきてどんな試合にしたいか。玖村が「倒すこともそうですが、相手に何もさせずに完封したいと思っています」と圧倒的な差をつけて勝ちたいと言えば、栗秋はしばらく考えたあとで「特にないですかね。そんなに対して練習してないです」と練習嫌いキャラ通りの答え。 　その練習嫌いをどう思うかと聞かれた玖村は「練習しているかしないかは正直分からないので、明日が全てだと思う。明日テレビでもいろいろな人が見てくれると思いますが、そういう人たちに伝えるには日々努力しないと伝えられない。その覚悟の違いを見せたいと思います」と、練習をしない選手には見ている者に伝わる試合は出来ないときっぱり。 　TOKYO MXのゴールデンタイムで生中継されることで、普段は格闘技を見ない人の目にも止まる機会。そこで何を見せたいかとの質問に、玖村は「僕は気持ちですかね。テレビの画面越しでも伝わる気持ちで伝えたい」と言い、栗秋は「一番華があるところと、倒す瞬間ですかね」とした。 　対戦発表の記者会見ではにこやかな表情だった玖村だが、この日は栗秋と鋭い視線を交わすなど表情が一変。その理由を聞かれると「あの時はリスペクトとか言っていたが、あとから相手をリスペクトしてないと言われて、言ってることがむちゃくちゃだなと。ブレブレな人間に僕はリスペクトを持っていますが、そんなヤツには負けないです」と栗秋のブレた発言に怒り。 　それに栗秋は「どうでもいいです」と言ってのけ、「明日、KNOCK OUTのリングにK-1ファイターが上がってきて、KNOCK OUTのリングに沈めるだけです。でも僕はリスペクトを持っているので、KNOCK OUTのリングマットのロゴマークを近くで見てくれればと思います」と、倒してマットに描かれているKNOCK OUTのロゴマークを近くで見せてやると告げた。