K-1甲子園2023/K-1カレッジ20232023年9月3日(日)東京・新宿FACE
K-1ルールの高校生日本一を決める『K-1甲子園』と、大学生日本一を決める『K-1カレッジ』が今年も開催された。
両大会の応援サポーターを務めるモデル・タレントの小浜桃奈がエキシビションマッチでリングに立った。小浜はアイドルユニット『Shibu3 project』出身(現在は卒業)で、TBS『サンデージャポン』出演の際には抜群のコメント力で“令和のデヴィ夫人”として話題を集めた。また、空手経験者でもあり、松濤館流の全日本強化選抜選手にも選ばれた腕前。
注目の対戦相手はK-1女子アトム級王者の菅原美優。試合形式は12オンスのグローブ・レガース着用でなんとヘッドギアは無し。1分2Rの勝敗なしと発表されていたが、小浜の強い要望で1Rは1分30秒で行われることに。
小浜はパンチというよりも空手の突きを菅原のボディに打ち、蹴りも繰り出していく。笑顔の菅原は“蹴ってこい”と言わんばかりに構え、小浜のミドルキックを受ける。小浜は後ろ蹴りも何度も繰り出して、観客からの“頑張れ”という声援を受けてエキシビションを終えた。
菅原は「いつも緊張して笑顔で入場出来ないので初めて笑顔で入場できました。凄い上手で試合前にいい練習になりました」との感想。
9月10日(日)神奈川・横浜アリーナ『ReBOOT~K-1 ReBIRTH~』にて、WAKOヨーロッパ選手権K1スタイル女子-48kg級優勝マリア・ネラ(ギリシャ/EFL academy Athens)との対戦が決まっており、「1週間後にギリシャの王者と試合をさせてもらえるんですが、パンチがありそうなので頑張ります。同じジムの金子くんの防衛戦があるので一緒に勝てるように頑張ります」と話した。
小浜は「約2カ月練習させてもらいましたが世界王者と言うことで、人生で初めてというくらい緊張しました。夏のいい思い出をありがとうございました」と笑顔。
大会終了後の囲み取材では「32点、赤点です。40点以下は赤点の高校だったので。そこまで息は上がってなかったんですが、シンプルに空気に飲まれたのがよくなかった」と振り返った小浜は、「緊張もあって練習通りに出来なかったのが悔しいです。来年、気持ちはチャレンジしたいと思っているので1年練習して自分から仕掛けに行けるようになりたいです」と、来年また再チャレンジしたいと意気込んでいた。