K-1カレッジ2023~大学生日本一決定トーナメント~2023年9月3日(日)東京・新宿FACE
K-1実行委員会主催のもと、7年目を迎えた大学生日本一を決めるK-1カレッジ。-55㎏には7名、-60kgには9名、-65kgには3名がエントリーし、トーナメントを争った。
▼K-1カレッジ -55kgトーナメント決勝 3分1R〇中野星耶(大阪工業技術専門学校2年)判定2-1×高屋敷海仁(明治大学3年)
高屋敷は小柄ながら左ミドルと右ローを当てていき、相手の攻撃はバックステップでかわしていく。右を当てては離れるヒット&アウェイ。しかし、前に出続けて手数で攻めの姿勢を見せた中野に凱歌が上がった。
なお、この階級には歌手でタレントの元おニャン子クラブ・渡辺美奈代さんの次男・矢島名月(日本大学2年)もエントリー。K-1アマチュアで2連勝して大学生日本一の座に挑んだが、初戦で敗退した。
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▼K-1カレッジ -60kgトーナメント決勝 3分1R×宮﨑頼悟(日本大学2年)判定0-3〇松島遥心(日本大学1年)
サウスポーの松島は左ストレート、左ミドルを蹴っていき、宮﨑はワンツーの連打をまとめて打ち合いでは強さを発揮する。ややクリンチの多い展開となり、判定は1-1でドロー。延長戦になると松島はローからパンチ、宮﨑も荒々しく攻めて打ち合いでは右を当てるが、ここへきて松島の手数が優る。宮﨑はクリンチが増え、ヒット数でも上回った松島の勝利となった。
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▼K-1カレッジ -65kgトーナメント決勝 3分1R〇石川龍之介(関西外国語大学4年)判定3-0×高橋秀駿(中央大学2年)
石川がローブローを受けて試合は一時中断。再開後、石川は前蹴りを多用してパンチに繋ぐ。右フックもビッグヒット。高橋は待ちの姿勢で右を狙うが思い切りよく攻める石川が優勢のまま試合を終えた。