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レポート

【K-1甲子園】決勝は2試合がKO決着、-60kgは上野空大の弟・奏貴が蹴り技で魅せる、-65kgは野中大翔、-55kgは1年生の新井真惺が優勝

2023/09/03 17:09

▼K-1甲子園 -55kgトーナメント決勝戦 3分1R
×永谷龍希(横浜修悠館高校2年)
判定0-3
〇新井真惺(大阪府立北かわち皐が丘高校1年)


 16名がエントリーした激戦区では、東日本予選ベスト4の永谷と西日本予選王者の新井が決勝へ勝ち進んだ。


 序盤は永谷が前へ出るが新井はジャブ、右ストレートと卓越したボクシングテクニックを見せる。ヒザ、左ハイも織り交ぜて距離を支配する新井。永谷はローに活路を求めるが新井は左右に構えを変えてのストレートを上手く当てていき、クリンチにはヒザで応戦して判定勝ちした。


・新井のコメント

「率直に嬉しいです。一番しんどかったのは3回戦。距離が潰れて殴り合いになったので、僕が対応に遅れたのがその理由です。決勝は3回戦ほど苦戦せずに普通に落ち着いて戦えてよかったです。ファイトスタイルは独自でほんまに研究して。ジムはK-1ジム心斎橋です。元々は違うジムにいたんですが移籍してずっとこのスタイルで来ています。K-1アマチュアにはキッズ時代から出ていました。

 今後はKrushのベルトをプロになって獲りに行きたい。まだ完璧に自分のスタイルになったわけじゃないので、コンマの単位で調整したい。今1年で甲子園王者になったし、2年からはどうしようかなって感じで。そこは親とも相談してやっていきたい。優勝したらいろいろな人が応援してくれたのでLINEやDMを返したり、ラーメンを食べに行きたいですね。減量なかったんですが麺類は“のびる”のがアレなので(ゲンを担いで)食べなかったので麺類を食べたいです。

 尊敬しているのは黒田斗真選手です。ウチのジムで世界王者でめっちゃ努力しているんですよ。ホンマに誰よりも努力しているくらい頑張っているので、その背中を見たらほんまにやらないといけないとなって。誰にも負けへんくらい練習していきたいです」

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