2023年9月10日(日)神奈川・横浜アリーナで開催の「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」の対戦カードが2日、発表された。
会見で、K-1のカルロス菊田プロデューサーは、8選手4カードの組み合わせを発表。
注目は、サッタリの相手として初来日する“イタリアのビースト”クラウディオ・イストラテ。
クラウディオは、サッタリから勝利を収めたステファン・ラテスクから二度も勝利している選手に勝っている強豪で、マッスルなビジュアルのインパクトそのままにKOを量産する怪物だ。
ただパワフルなだけでなく、そのパンチの回転の速さは、重量級とは思えないスピードで対戦相手をマットに沈めている。
また、菊田プロデューサーは「ポーランドのミハル・トゥリンスキーも、優勝候補の一人」に挙げる。
ミハルはリトアニアのKOKヘビー級王者で、「蹴りとパンチのバランスが良いトータルファイター」(菊田P)と語る。
『GLORY44』ではカタリン・モロサノとの接戦を制し、ポーランド『FEN 30』ではケージのなかで戦い、191cm、110.0kgの巨漢ながらシリルを跳びヒザで出血させている。何より日本格闘技を知るドナタス・シマナイティスが送り込むファイターなだけに、その実力は折り紙つきだ。
これまでのK-1での実績では、サッタリとシナ・カリミアンに注目が集まるが、1発で流れが変わる無差別級なだけに、波乱が起こりそうな組み合わせになった。
K-1 30周年記念 無差別級トーナメント対戦カード
◆『ReBOOT~K-1 ReBIRTH~』2023年9月10日(日)横浜アリーナ11:00開場/11:30試合開始
▼K-1 30周年記念無差別級トーナメント一回戦3分3R・延長1Rマハムード・サッタリ(イラン/TEAM TA)クラウディオ・イストラテ(イタリア/Kombat Gym)
▼K-1 30周年記念無差別級トーナメント一回戦3分3R・延長1Rシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)ケリム・ジェマイ(ドイツ/ZAM-ZAM Ulm)
▼K-1 30周年記念無差別級トーナメント一回戦3分3R・延長1R]ミハル・トゥリンスキー(ポーランド/HW LOW-KICK)アリエル・マチャド(ブラジル/Hemmers Gym/Madison Team)
▼K-1 30周年記念無差別級トーナメント一回戦3分3R・延長1R]ヴァレンティン・ボルディアヌ(ルーマニア/Catalin Morosanu Academy)リュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)