タイスポーツ省承認のムエタイ組織WMO(世界ムエタイ機構)が、パウンド・フォー・パウンド(PFP=全階級で体重差のハンデがない場合、誰が最強であるかを指す称号)ランキングを発表し、1位に吉成名高(エイワスポーツジム)が選ばれた。
【写真】7月に外国人史上初のラジャダムナン2階級制覇を達成 名高は2018年12月にラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王座を獲得、2019年4月にはルンピニーの同級タイトルも獲得し、日本人初のラジャダムナン・ルンピニー統一王者に輝いた。今年7月にはラジャダムナンスタジアム認定フライ級王座も獲得し、外国人として史上初のラジャダムナンスタジアム2階級制覇王者に。その後も快進撃を続け、8月12日には、タイ・ラジャダムナンスタジアムにて開催された『ラジャダムナン・ワールドシリーズ(RWS)』のメインイベントで同スタジアム認定フライ級タイトル初防衛戦を行い4RKO勝ち、現在23連勝を誇る。
【写真】8月、タイ・ラジャダムナンスタジアムにてKOで初防衛に成功 その名高の外国人としては前人未到の記録を更新し続けていることが評価され、2位クマンドーイ、3位クンスクレック、4位ラムナムムーンレック、5位スーパーレック、6位ロッタンといった超一流ムエタイファイター陣を抑えてのトップランキング入りを果たした。ラジャダムナンスタジアム3階級制覇を目標に掲げている名高の次戦にさらに注目が集まる。