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【KNOCK OUT】小笠原瑛作がニュースタイルで王座目指す「大人の階段を上って経験豊富な“大人の瑛ちゃん”でいく」

2019/08/03 23:08
2019年8月18日(日)東京・大田区総合体育館で開催されるKNOCK OUT『K.O CLIMAX 2019 SUMMER KICK FEVER』。  同大会の「KING OF KNOCK OUT初代スーパーバンタム級王座決定1DAYトーナメント」に出場する、ISKA K-1ルール世界バンタム級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/REBELS)が所属ジムにて公開練習を行った。  REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者・老沼隆斗(STRUGGLE)をパートナーにマススパーを披露した小笠原は、「スピードがあって、試合前にいい練習ができました」との感想。 「いい感じで仕上がってきて、新しい小笠原瑛作を見せられるチャンス。今までの良かった部分に磨いているものをプラスして、ニュースタイルの小笠原瑛作を見せられると思います。僕がベルトを巻く姿を見に来てください」と、新たなスタイルを見せたいという。  1回戦の対戦相手はレダ・ナライン(オランダ/チーム・ナライン)が欠場となり、13勝(12KO)1敗の戦績を持つISKAスペインフェザー級国内王者ミケール・フェルナンデス(スペイン:マンバジム)に変わった。 「最初の相手がサウスポーだったので、勝ち上がったらオーソドックスの選手だから2種類の戦い方を考えなければないけなかったんですが、新しい相手はオーソドックスなのでそこがラクになったのと、タイで練習しているとのことなので自分とかみ合うと思います」と、プラスに考えている。  決勝については「江幡塁選手に勝ってきてほしいけれど何があるか分からないので、3人の対策を全部イメージしてやっています。自分の課題をクリアーして対策しています」と、WKBA世界スーパーバンタム級王者・江幡塁(伊原道場/新日本キックボクシング協会)とWMC日本スーパーバンタム級王者・大野貴志(士道館新座ジム/MA日本キックボクシング連盟)のどちらが上がってきてもいいようにしている。  この日はその大野も公開練習を行い、その様子を見ていた小笠原は「蹴りもパンチもキレはあった。ただ自分の方がスピードもパワーもある。大野選手が上がってきても問題なくしっかり勝ちたいと思います」と、自信をのぞかせた。  7月6日に行われた記者会見では「いつも肝心なところでポカをして負けることが多かった」と、今回はポカをしないと強調。その理由を聞くと「メンタル的な部分が大きいですね。自分の良さでもあるんですが倒してやろうという気持ち、そこに慎重さがなかった。そこでまたひとつ大人の階段を上って、経験豊富な“大人の瑛ちゃん”で警戒しながら倒しに行くところを見せたい」と、倒しに行く時も慎重さを忘れないと話した。
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