メインは笠原(左)と遠藤の若獅子対決(C)SHOOTBOXING
2023年8月27日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX『SHOOT BOXING 2023 ヤングシーザー杯 act.1』の前日計量が26日(土)都内にて17:00より行われた。
メインイベントの54.0kg契約で対戦する笠原直希(シーザージム)は53.85kg、遠藤凌夢(ファントム道場)は53.75kgで計量をクリアーし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。
SB日本ライト級王者・笠原弘希、SB日本スーパーフェザー級王者・笠原友希を兄に持つ直希は二人と同じく小さい頃からシーザージムに通い、アマチュアではSB全国大会-45kg級で優勝。2022年4月の『RISE ELDORADO 2022』でプロデビューし、那須川天心の弟・那須川龍心に敗れはしたが、接戦を繰り広げた。前戦となった6月のSHU戦では初のヒジ打ちありルールの試合に挑戦し判定勝ちしている。戦績は6戦4勝(1KO)2敗。
対する遠藤は、植山征紀が所属するファントム道場の期待の新星。植山と同じく強打を武器にアマチュア時代から注目を集め、昨年4月に星拓海戦でプロデビューし、3戦2勝(1KO)1敗。
明日の試合に向けて、直希が「相手はバチバチのスタイルでガンガン前に出て打ち合う選手ですが、全局面で僕が圧倒してしっかり勝ちます」と勝利宣言すれば、遠藤は「笠原選手は手足が長くて何でもできる選手。最終的に僕がパンチ、蹴りと全部を当てて倒して勝ちます」とこちらもKOを予告した。
また、SB香港スーパーライト級(65.0kg)王座決定戦で対戦するヒュン・ツェイ・ヘイデン(香港/榮拳館)は64.9kg、チャン・パク・ホ(香港/APEX)は64.8kgで計量パス。ヘイデンは坂本優起を二度破っている向柏榮の息子で4月のシリーズ第二戦で基山幹太と激闘を繰り広げた。戦績は5戦4勝(1KO)1敗。対するホは13戦7勝5敗の戦績を持つ。
初のSB香港王座戦に向けて、ヘイデンは「今回初の5Rでの戦いに向けていい準備ができたので明日は問題ありません」と好調をアピール。対するホは「全力を尽くして頑張ります」と意気込みを語った。その他の計量結果は以下の通り。
▼第5試合 70.0kg契約
磯村真言(グラップリングシュートボクサーズ名古屋)=69.35kg
ツェ・キット・シング(香港/富徳拳館)=69.6kg
▼第4試合 56.0kg契約
三成瑳音(シーザージム)=55.8kg
フン・ツェ・イン(香港/Nanagym)=55.8kg
▼第3試合 55.0kg契約
野元清史(龍生塾)=54.65kg
ワン・チー・ヒム(香港/HKSBA)=54.35kg