篠原が正道会館で数々のK-1ファイターを育てた湊谷コーチとミット打ち
2019年8月24日(土)エディオンアリーナ大阪『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイト in 大阪~』の第4試合、ライト級スーパーファイト3分3R・延長1Rで川崎真一朗(月心会ラスカルジム)と対戦する第6代K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級王者・篠原悠人(DURGA)が大阪・正道会館で公開練習を行った。
昨年12月のK-1大阪大会ではライト級世界トーナメントに出場した篠原。一回戦でゴンナパー・ウィラサクレックに秒殺KO勝利するものの、準決勝で林健太の拳に沈んだ。
今回は2大会連続での大阪大会出場となり「大阪は地元だし、東京よりもアウェー感はなかった。会場もちょうどいい大きさで盛り上がりがすごかったですね。前回はKO負けで終わってしまって、そういう意味でも大阪大会にリベンジしたいと思っていたので、オファーを受けた時はうれしかった」と燃えている。
3月の『K'FESTA.2』ではトーナメント準優勝の大沢文也に判定勝利。「ファイトスタイルがかみ合わなかったというのもあるし、勝ちにこだわりすぎた部分もある」と試合内容を反省したうえで「次は自分とお客さんとの戦い。盛り上げたうえでKOで勝つ」と続けた。公開練習ではパンチ主体のミット打ちを見せ、得意の鋭いパンチを次々と繰り出していった。
対戦相手の川崎とは5年前に対戦しており、負傷判定ながら篠原が勝利を収めている。篠原にとっては川崎を迎え撃つ立場の試合だが「自分と川崎選手はやってきた相手のレベルも違うし、経験してきたものが違う。その部分で僕の方が成長していると思う」とキッパリ。
川崎はこの一戦を「僕のような遅咲きの選手が篠原選手のような格闘エリートに挑戦する試合」と位置づけているが「僕は『この試合、やる意味なかったんちゃうかな』と思われるくらい圧倒的に勝つつもりです。僕はベルトを目指しているのでKOという形で倒して勝ちます」とベルトを目指す人間の強さを見せつけて勝つと宣言した。