キックボクシング
ニュース

【NARIAGARI】父は有名アーティスト、皇治がプロに送り込む元太郎がBreakingDownの「としぞうをぶっ飛ばしたい」「オープンフィンガーグローブマッチやりたい」

2023/08/22 12:08
【NARIAGARI】父は有名アーティスト、皇治がプロに送り込む元太郎がBreakingDownの「としぞうをぶっ飛ばしたい」「オープンフィンガーグローブマッチやりたい」

NARIAGARIが生む最初のスター選手になるかもしれない元太郎(C)NARIAGARI

 2023年9月3日(日)大阪・176BOXで開催される皇治プロデュース大会『NARIAGARI vol.2』に出場する、元太郎(IDEAL GYM)のインタビュー動画が皇治のYouTubeチャンネルにて公開された。

 元太郎はドラゴンボクシングスタジアムでのアマチュア大会優勝2回、K-1アマチュアでA&Bクラス優勝、K-1アマチュア全日本大会準優勝など23戦の経験を積み、2023年2月の『NARIAGARI』第1回大会に“BAD PRINCE”のキャッチフレーズで出場。プロで4勝1敗の悠里から延長戦で勝利を奪った。


 7月のDEEPとNARIAGARIの対抗戦にもNARIAGARIチームの一員として出場し、ここでもプロMMAファイターの琥を1RでKOしている。

 元太郎は小・中学時代は野球をやっていたが、大学に入る頃には酒、たばこ、ギャンブルで「フラフラしていた。けっこうクズだった」と荒れた生活を送っていた。そこからキックボクシングのジムに通い始めるが、最初は「深い理由はなかった」のだという。

 キックボクシングを始めたきっかけは、武尊が2015年大晦日の『RIZIN』に出た試合を見たことで「想いきりぶっ飛ばして、バック宙しててカッコヨと思って」だと言い、「武尊選手がK-1王者になってめちゃくちゃガーッ! と行ってる時で。それを見て、俺はこれをやるために生まれて来たのか。こんなにイケてる職業あるんだ」とキックボクシングに目覚めた。


 完全にプロになると決めたのは、「始めて半年くらいした頃にK-1カレッジに出て、決勝で松本日向くんって選手とやったんですけれど負けちゃって。プロを目指してガチでやっている選手ってこんな感じなんだと。そこでガラッと意識が変わった」と、その後プロで活躍する松本に負けたことで完全にスイッチが入ったと打ち明けた。

「大学4年生を卒業するところ。いま7年生くらいで留年していて、やっと卒業が決まって(笑)」という元太郎。「去年まで久保優太選手の運転手をやっていた」というエピソードにも驚いたが、さらに驚きのエピソードが会話の中で飛び出した。

 格闘技をやるのは「お父さんに認められたい、認めさせたいって想いがあって」との想いを打ち明け、聞き手の鈴木芳彦アナウンサーに父のことを詳しく聞かれると、なんと『ウルフルズ』のギタリスト=ウルフルケイスケが父だと告白。「この間、DEEPでかましたのでそろそろ言ってもいいかなと」と、打ち明けることを決めたのだという。


 今回のNARIAGARIでは、プロキックボクサーで元二冠王の矢島直弥と対戦する。これは元太郎が自ら対戦アピールして実現したものだ。

「マジでやりたくて。その時に(NARIAGARIの第1回)注目されていて。オーディションの時も目立っていて絶対にこの人とやるって決めたんですよ。実績的にも矢島選手以上の人はいないじゃないですか。どうせ出るなら一番強くて一番実績があって一番目立ってるヤツとやりたい。元チャンピオンに惹かれた」


 さらに、矢島に勝ったらBreakingDownのとしぞうを「ぶっ飛ばしたい」とも。としぞうはNARIAGARI第1回大会で矢島にスタンディングバウトルール(パンチのみ)で勝利を収めているからだ。

 その先にはNARIAGARIのエースになると同時に本格的なプロデビューを考え、「あれめっちゃ面白そう」とRISEのオープンフィンガーグローブマッチ参戦を目指したいと語った。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア