2023年8月19日(土/日本時間20日午前2時)オランダ・ロッテルダムのアホイアリーナで開催される『GLORY 87』(U-NEXT配信)の前日計量が、18日(金)に行われた。
【写真】長身の王者ベスタティ。海人がこれほど見上げるのはほぼ初めてではないだろうか コ・メインのGLORY世界ライト級(-70kg)タイトルマッチで対戦する王者ティジャニ・ベスタティ(オランダ)は69.8kg、挑戦者・海人(TEAM F.O.D)は69.5kgでそれぞれ計量をパス。
王者ベスタティは「気分はいい。素晴らしいパフォーマンスを披露するのが待ちきれないよ。(海人のスキルは)気にしない。自分自身だけに集中する。それがチャンピオンの道だ」とインタビューに答える。
海人は「SHOOTBOXING」「RISE」「KNOCK OUT」とタイトルを保持する国内3団体の名前が書かれたTシャツを着たまま計量をパス。その場でのインタビューは行われなかった。
【写真】年末のヘビー級GPの出場権を懸けた4人制ワンデートーナメントも行われる GLORYはこの試合を「今年のどのカードと比べてもヘッドライナーを飾る可能性がある」と大きな意味があると紹介し、「両者とも25歳という若さだが、実力はトップクラス。ベスタティはこれまで3度の防衛に成功し、この階級の王者としての地位を確固たるものにしてきたが、今回はマルチプロモーター・チャンピオンの海人という、間違いなく最も厳しい試練に直面することになる。両者のキャリアを決定付ける一戦となるであろうこの一戦は見逃せない」と、海人の実力を評価している。
なお、計量は全選手がパスし、予定通り全試合が行われる。同大会は日本ではU-NEXTが全試合をLIVE配信する。
<計量結果>
▼GLORY世界ライト級(-70kg)タイトルマッチ 3分5Rティジャニ・ベスタティ(オランダ/王者)=69.8kg海人(TEAM F.O.D/シュートボクシング世界スーパーウェルター級王者/挑戦者)=69.5kg
▼GLORYヘビー級グランプリ予選トーナメント準決勝 3分3Rマーティン・テルプストラ(オランダ/Enfusion世界ヘビー級王者)=117.6kgウク・ユルジェンダル(エストニア)=114.3kg
▼GLORYヘビー級グランプリ予選トーナメント準決勝 3分3Rモハメド・アミン(モロッコ)=100.3kgバフラム・ラジャブザデ(アゼルバイジャン)=100.2kg
▼ウェルター級 3分3Rマーセル・グローエンハート(オランダ/元GLORY世界ウェルター級王者)=77kgシハード・アキパ(ドイツ)=77kg
▼ミドル級 3分3Rマイケル・ボアペア(ガーナ)=84.3kgセルゲイ・ブラウン(ドイツ)=84.5kg
▼フェザー級 3分3R"ザ・ダイヤモンド "ヤン・カッファ(オランダ)=64.8kgモハメド・エル・ハムティ (モロッコ)=65kg
▼ミドル級 3分3Rマド・ハダル(モロッコ)=84.4kgマクシミリアン・ブラトコビッチ(ポーランド)=84.7kg
▼GLORYヘビー級グランプリ予選トーナメント・リザーブマッチ 3分3Rニコラ・フィリポビッチ(セルビア)=111.9kgクリスティアン・リステア(ルーマニア)=105.9kg