2023年8月18日(金)東京・後楽園ホール『RISE 171』の前日計量&記者会見が、17日(木)都内にて14:00より行われた。
セミファイナル(第10試合)のSuperFight!バンタム級(-55kg)3分3R延長1Rで対戦する、第7代RISEバンタム級王者・鈴木真彦(山口道場)は54.80kg、WBC Mediterraneanフライ級王者イマッド・サヒ(スペイン/Voodoo Fight-gym)は54.95kgで計量をパス。
初来日のサヒは「ここに来れて光栄です。日本は美しく感動しています。準備して来たので、誰が上かを見せるために日本へ来たので試合に勝ってまた呼ばれたいです」と鈴木を倒して継続参戦したいと意気込み。
これが再起戦となる鈴木は「日本にわざわざ来てもらって感謝しています。何よりメインが重量級タイトルマッチですけれど、その迫力を55kgの軽量級の僕が見せる試合をしたいと思っています」と、メインのライトヘビー級王座決定戦に匹敵する迫力のある試合を見せると宣言。
サヒは鈴木の印象を聞かれると「相手はとてもいい試合が出来る選手だが、相手より自分が優っていると思うので勝ちに行きたいです。何年も試合をしてきているので、ここにいる理由を見せるために戦いたい。自分の方が若いし、テクニックも優っていると思います」と自信をのぞかせる。
鈴木は「鈴木真彦らしい試合がしたい」と言い、「僕らしさは、もちろんKOがそうですけれどMVP、ベストKO賞、ベストバウト賞その全てをかっさらうような試合をお見せします」と、今回も用意されている三賞全てを獲得できるような試合で勝つこととした。
前回の試合(3月のK-1で玖村将史に判定負け)から5カ月、鈴木は「5カ月は長かったです。早く試合がしたいと思ったし、明日リングで戦うのが楽しみな状態です。(2015年以来の)連敗したことは正直ダメージ喰らいましたし…でも今は気にしてないです。今は早く試合がしたい、楽しみの方が優っています」と早く試合をして全てを払しょくしたいとの想いを語った。