竜哉(左)と士門が権威あるプロムエタイ協会のタイトルを同日同会場で獲得した(C)BOMプロモーション
スック・パランマイ
2023年8月14日(月)タイ・ゴンタップアカドンムアンスタジアム
▼プロムエタイ協会フライ級王座決定戦 3分5R
×スーパーチャンプ・ウッティーチョンブリーパッリーシン(タイ)
判定0-3
〇竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉/エイワスポーツジム/ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者)
※竜哉が新王座に就く。
試合が大きく動き出す3R、スーパーチャンプのミドルをスウェーでかわして右ローを蹴る竜哉にスーパーチャンプは右フックからの右ヒジ、首相撲からのヒザと畳みかける。竜哉は強烈な左ボディから右ローのコンビネーション、さらにパンチで前へ出てくるスーパーチャンプを左フックで迎え撃つ。竜哉にミドルをかわされて逆に右ミドルと右ローを蹴られるスーパーチャンプは、テンカオから組み付いてのヒザ。好戦的なスーパーチャンプは前へ出てワンツーを繰り出し、ヒザにつなげてくる。竜哉は右ミドルと右ローで応戦。
4Rも前に出るスーパーチャンプはパンチを打っては首相撲に持ち込んでヒザを蹴る。離れると竜哉の蹴りが当たるが、スーパーチャンプの左フックがヒットし、動きが止まった竜哉に右ストレート。竜哉はコーナーまで吹っ飛ぶ。首相撲でもねじ伏せるスーパーチャンプがテンカオ。ここで竜哉がパンチで勝負を仕掛け、左右フックと左ボディ。スーパーチャンプは前へ出て組み付いてのヒザ。勢いに乗るスーパーチャンプが竜哉の蹴り足をつかんでの打撃、さらに組み倒す。左フック、右ストレート、もう一度左フックを連続被弾する竜哉。
5Rも前へ出て右フックから右ヒジ、テンカオから組み付いてコカしにいくスーパーチャンプ。竜哉はステップを使ってリングを大きく回り込み始める。それを追いかけるスーパーチャンプという展開となり、竜哉は右ミドルを蹴る。勝ちを確信したか竜哉は試合を流し、パンチを被弾して途中危ない場面があったものの判定3-0で竜哉がタイトルを獲得した。