バンナとサップが登場すると、ノッコン寺田とキム・ジェフンがさっそく仕掛けていった(C)朝倉未来チャンネル
2023年8月26日(土)東京・アリーナ立川立飛での開催が決定した『BreakingDown 9』の出場者を選考するオーディションの動画が、同イベントのCEOである朝倉未来のYouTubeチャンネルにて公開されている。
16日に公開されたvol.6では、前回登場が予告されていたジェロム・レ・バンナ(フランス/50歳)、ボブ・サップ(アメリカ/49歳)、アルバート・クラウス(オランダ/43歳)の対戦相手が決定した。
まずクラウスの相手には西谷大成(トライフォース赤坂)が手をあげた。西谷にはMMA5勝のシェリフ・ラロッシ(オランダ)が「あいつは日本の恥だ。叩き潰してやる。ここで勝った後はRIZINで戦いたい。俺はMMAのプロだ。KOしてやる」が対戦を迫ったが、西谷は「そこの弱い雑魚はどうでもいいのでクラウスさんとやらせてもらえないですか」とこれを無視。
そこへ前回ジョリーに勝利したROAD FCのパク・ヒョングンが割って入り、ラロッシとヒョングンの対戦が決定。朝倉未来CEOが「(西谷は)BreakingDownで負けたことがない選手なのでどうですか?」と聞くと、クラウスは「いいだろう、やろう」と対戦を受諾した。
西谷は「昔の選手であって今の選手ではないので。今の選手の僕たちが倒していかないといけないと思いましたね。最高の踏み台と言うか、飛び越えていかせていただきます」とクラウスを踏み台にするとし、クラウスは「この試合は己のため。相手は関係ない。1分間で己のすべてを出し切る」と語った。
秀虎vs.イリヤス・ブキョウア、舞杞維沙耶vs.リオ・リチャードソン、川島悠汰vs.ボヤン・コセナルと次々に「日韓連合vs.欧州連合」対抗戦のカードが決まって行く中、欧州連合の監督であるピーター・アーツが「もっと強い選手を連れて来た」として呼び出したのはバンナとサップだった。
2人が登場すると、ノッコン寺田はサップ、キム・ジェフンはバンナにさっそく絡んでいく。乱闘を繰り返し、超10人ニキが「ボブ・サップさんとやりたい」と名乗り出る場面もあったものの、ノッコンvs.サップ、ジェフンvs.バンナの組み合わせが決定した。
サップは「相手が見つかった。ブタ」、バンナは「こいつとやるのが楽しみだ。力も強いし、楽しそうだ。やくざみたいで気に入った」とコメント。ノッコンは「お前ら勘違いするな。スポーツやりに来てるのとちゃうぞ。K-1やりに来てるんちゃうんじゃ。喧嘩しに来とるんねん。分かってんのか、こら。お前ら格闘家でやって来てんのか知らんけど、こっち喧嘩しに来とんじゃ。お前らニヤニヤして」と、K-1と喧嘩は違うぞと吠える。
さらにジェフンは、2018年5月の『ROAD FC 047』でジェフンとバンナが対戦予定だったがバンナが怪我で欠場したことを説明し、「お前、逃げただろ」とバンナに詰め寄る。バンナは「今ここにいる。逃げてない。今やってもいいぞ。逃げるわけねえだろ」と言い、ジェフンは「今回逃げるなよ」と釘を刺した。
対戦決定にノッコンは「俺らはパワーで勝てる可能性は十二分にある。お前、野獣言うてるけれど、日本の野獣は俺やからな。ほんまの野獣決めようや」と言い放ち、サップは「強いハートと信念は持っていると思うが、このビーストの足元にも及ばない。ノッコン・デブ・テラダ(笑)。気を付けてね。お前を殺す」と、懐かしい高笑い。
そしてジェフンは「本気でボコボコに殺しますよ。覚悟した方がいいですよ」と忠告。バンナは「ジェロム・レ・バンナは燃えている。容赦はしない」と本気で行くと宣言した。