大雅との対戦を経て再起戦に臨む奥平(C)RISE
2023年8月18日(金)東京・後楽園ホール『RISE 171』にて蒼太(リアルディール)と対戦する奥平将太(フリー/同級10位)のインタビューが主催者を通じて届いた。
奥平はBigbangアマチュア6階級制覇、元NJKF EXPLOSION-50kg級王者とジュニア時代から活躍。2020年10月にRISEでプロデビューを果たすと3連勝(2KO)を飾ったが、4戦目でベテランの宮崎就斗に初黒星を付けられた。前戦は2022年10月で大雅の対戦相手に抜擢を受け、延長Rまでもつれ込む接戦を演じるも判定で惜敗。約10カ月ぶりの試合に臨む。戦績は4勝(2KO)3敗。
――今回が今年一発目の試合ですね。去年の10月から10カ月ぶりの試合になります。
「そうです、10カ月ぶりです
――この10カ月どう過ごしていましたか?
「練習はずっとやっていて、妥協しないっていうのを意識してやっていました」
ーー昨年10月の大雅戦は奥平選手にとってどんなものを残した一戦になりましたか?
「あの試合は後悔しない様にやったんですけど、結果としては後悔してしまったので、次の試合こそは後悔しないようにと思って練習してきました」
――約1年試合をしない状況で焦りとかはなかったですか?
「焦りはあんまりなかったです」
――前回の大雅戦の前も練習三昧でいろんなジムを回ってると話してましが、今回はどんな練習環境でやっていますか?
「いろんなジムに行ってるけど、基本はKSRっていう西巣鴨にあるジムに通ってて、追い込み練習もプロになって初めてやるようになったので今回は自信あります」
「結構しんどいですね。でもその分減量まだ始めてないのに体重がどんどん落ちていっちゃって、ほぼ減量なしで試合できるかなって感じです」
――今はもうほとんどスーパーフェザー級リミットですか?
「そうですね。あと1、2kgでもうクリアって感じです」
――今回の対戦相手の蒼太選手にはどんなイメージが湧いていますか?
「結構前にガツガツ来るので、カウンターを合わせやすいかなとは思います」
――5戦してまだ負けなし、しかも3勝のうち全部KOで仕留めてる選手ですけどその辺は?
「そんなに警戒はしてないですね。あんまり何も考えてないです(笑)」
――10カ月ぶりということで、久しぶりに「あっ、奥平だ!」って感じで見るファンもいると思いますが、そんな人にどんな自分を披露したいですか?
「やっぱり成長した姿ですね。10カ月間本当にサボらずにランニングも毎日やってましたし、見えないところでやっていた努力を形として見せたいです」
――試合はしてなかったけどこの10カ月はものすごく充実してたわけですね。
「そうですね。充実してました」
「自信はあります。テクニック、スピード、バリエーションとか引き出しの数がさらに増えた部分もありますし、あとは倒しきれない部分が多かったので今回は倒しきりたいです」
――今スーパーフェザー級のランキングに名前を連ねてますがチャンピオンがチャンヒョン・リー選手です。8月26日の大田区大会ではチャンヒョン選手やランキング上位にいる常陸選手や大雅選手も試合をしますけど、この辺は意識してますか?
「意識して見てますね。勝てないレベルではないと思っているので、自分だったらどういう風に戦うとか考えながら試合を見たいです。
――今年も残りあと5ヶ月しかありませんが、この蒼太戦をきっかけにこれからどう突っ走りたいと思いますか?
「今年一発目なのでしっかり華やかに決めて、どんどん上の選手と試合したいです」
――最後に奥平選手の再起を待ち侘びていたファン、そしてRISEファンの方々に熱いメッセージをお願いします。
「今回は必ずKOするので、応援よろしくお願いします」