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【K-1】無差別級トーナメントに出場する8選手が決定、サッタリに続いてシナ・カリミアンも参戦、新たにISKA世界王者も

2023/08/08 20:08
 新体制にて行われる大会の第一弾、2023年9月10日(日)神奈川・横浜アリーナ『ReBOOT~K-1 ReBIRTH~』の追加対戦カードの発表が、8月8日(火)都内にて行われた。  今大会で行われる無差別級8人トーナメントに出場する全選手が決定。すでに発表されていたミハル・トゥリンスキー(ポーランド/KOK)、アリエル・マチャド(ブラジル/WGP)、リュウ・ツァー(中国/武林風)、ヴァレンティ・ボルティアヌ(ルーマニア)、マハムード・サッタリ(イラン/K-1無差別級トーナメント2022優勝)の5名に加えて、シナ・カリミアン(イラン)、ケリム・ジェマイ(ドイツ)、クラウディオ・イストラテ(イタリア)の3名が追加された。  カリミアンはアマチュアムエタイで活躍後、2018年9月の「K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント」に初来日。トーナメントを制して初代王者となった。2019年3月には加藤久輝を下して初防衛に成功、2020年3月には愛鷹亮の挑戦を退けて2度の防衛に成功したが、2020年12月の3度目の防衛戦でK-Jeeに敗れてタイトルを手放した。しかし、2021年3月のダイレクトリマッチでK-Jeeを2RにバックハンドブローでKOし、王座を奪還。9月には京太郎からも延長戦の末に判定勝利を収め、反則勝ちも含めて現在5連勝中。戦績は15勝(7KO)2敗。  ジェマイは現ISKA世界スーパーヘビー級王者で、戦績は18勝(7KO)無敗。189cm、105kg。  イストラテはルーマニア出身でイタリア在住のISKAヨーロッパ・ヘビー級王者。58勝(32KO)21敗3分の戦績を持ち、ガードが固く、攻撃は大胆に突進するのが持ち味だという。187cm、110kg。  会見にはサッタリとカリミアンが出席。サッタリは「またこの場に戻ることが出来て嬉しい。自分の力、気持ちを込めて戦いたい。本当に良い試合を見せたい。それだけです」と意気込み、カルロス菊田K-1プロデューサーから「優勝候補筆頭、2022年のK-1無差別級トーナメント優勝者なのでディフェンディング王者と言ってもよい」と言われると「皆さんが僕の首を狙ってくるのはとてもいいモチベーションになる。より強く戦いたい。自分のベストを尽くして優勝を目指す」とした。  カリミアンは「K-1の皆さんにこのような場を設けていただいて感謝したい。5年前に来日したが、レガシーそして歴史を作るために私は来ました。頑張って戦います」と挨拶。 「誰が相手になろうと相手が何kgだろうと力強く戦います。ベルトを一つ手にしているがもうひとつベルトが欲しい。それに向けて全力を尽くすだけです。実は今年手術を受けてその後7カ月間のリハビリとトレーニングを積んできた。今では明日試合が出来るほどに仕上がっています。6年前に同じ場所(左肩)を手術したが痛みが出てしまい手術に踏み切りました。リハビリやトレーニングはつらかったんですが、克服してこの場にいます。戦いの準備は出来ています」と、怪我を克服してリングに戻るとした。  トーナメントメンバーを見てサッタリは「発表になった選手はどの選手も強そう。戦う価値のある選手。だから選ばれたのだと思っています。しかし自分は特別なファイターだと思っています。優勝を狙います。そのためのトレーニングも積んでいる」と自信のコメント、カリミアンは「ここに揃った選手はどれもレベルが高い。しかし私は左肩にもう一本ベルトが欲しいです。そのために全力を尽くします」と話した。  対戦してみたい選手はいるかとの質問に、サッタリは「自分はKrushクルーザー級のベルトを持っています。自分はチャンスがあればそれを活かすことが出来る。だから誰が相手であろうと戦う。自分のパフォーマンスを見せてお客さんを楽しませる。自分の力を出し尽くして戦います。スピード、パワー、テクニック、そして戦略。どのような戦いをするかも必要になる。試合をしばらくしていないが準備は出来ている。どんな相手であろうと力を尽くして戦う気持ちでいる」と、相手は誰でもいいとする。カリミアンも「同じです。特にコメントはありません」と、同じく誰が相手でもいいとした。  トーナメントを勝ち上がれば同じイラン出身同士で対戦する可能性もある。それについてサッタリは「同郷だろうとなかろうと全力を尽くして戦うだけ。今回のトーナメントは非常に強いファイターたちが呼ばれていて大きなモチベーションがある。祖国から強いファイターが2人出場するのは誇りに思う。誰とでも戦います。リング上でいいパフォーマンスをして皆さんを楽しませます」と答え、カリミアンは「私は5年前に来日して国を代表して戦っている、国を代表して戦う選手が2人もいるということは素晴らしい。優勝を目指して戦うだけです」と、2人ともイランから2人もトーナメントに参戦するのは誇らしいが、自分が優勝を目指して戦うだけだとした。  最後にサッタリは「ファンの皆さん、自分のチーム、トレーナー、家族、応援してくれる人たち、いつも本当にありがとうございます。応援をこれからもよろしくお願いします。押忍」と日本語で挨拶。カリミアンも同じく日本語で「私もファンの皆さんよろしくお願いします。5年前から1日2回いつも練習してきました。頑張ります。次の試合は絶対に勝ちます。押忍」と語った。 なお、トーナメントの組み合わせは主催者側で決定し、後日発表となる。
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