5月に王者になったばかりの北山(左)と佐藤の王者対決がメイン(C)JKI
2023年9月17日(日)東京・新宿FACEで開催されるJAPAN KICKBOXING INNOVATION主催『RESISTANCE-13』の全対戦カードが発表された。
メインイベントでは、INNOVATIONフライ級王者・北山善(岡山ジム)とWMC日本バンタム級王者・佐藤九里虎(FAITH)の王者対決が決定。
北山は今年5月21日、東京・豊洲PITで開催された岡山ジム創設50周年記念興行にて、INNOVATIONフライ級王者認定試合で韓国のKICK HERO’Sスーパーバンタム級王者、アン・ジンソップから合計5度もダウンを奪い圧勝、INNOVATONフライ級王座に就いた。
今回は長らくヒジ打ちありの純キックボクシングで実績を上げてきた、WMC日本バンタム級王者・佐藤九里虎とメインで対峙する。
この一戦の前に北山は、8月11日に大阪でACCELバンタム級タイトルマッチがマッチアップされており横野洋と対戦することが決まっている。そんなハードロードを疾走する北山を岡山ジムプロ選手兼トレーナーの馬木樹里は「器用でいながら爆発力があり、瞬きをしている間にパンチでも蹴りでも相手が倒れているような強さがある」と評する。
キックボクシング転向前は、2016年の極真空手(松井派)型の部で世界王者となり、組手でも西日本王者となっている新進気鋭の18歳。かつて花岡竜や加藤竜二など日本軽量級の頂点を極めた名チャンプたちが巻いてきたベルトを更に輝かせることが出来るだろうか。
INNOVATONライト級王座決定トーナメント準決勝戦3分3Rでは、同級3位・上野コウキ(直心会)と同級4位・井上竜太(HARDWORKER)が対戦。
2019年のINNOVATIONフェザー級新人王トーナメント決勝戦で激突した両雄は、一進一退の接戦を繰り広げ、判定2-0で井上が勝利しているが、そこから約4年の年月を経て2階級上げての再戦となる。