スコットさん、ピットブル選手も聞いてください。やりましょ! それが男の戦士なんで
そんななかで成し遂げたKO劇。
鈴木は、「スコットさんは絶対、悔しいじゃないですか。あっち(パトリシオ)もやり返したいと思うんですよ。リマッチして“あんときは不調だったんだよ”と証明したいと思うはず。状況は僕も同じでしたけど、それでやんないんだったら、僕の勝ち逃げじゃないですか。“ああ、僕のリマッチも断るような男なんだね”で終わりなんで、それはチャンピオンとしてどうかなと思いますけど」と、再戦実現を煽る。
その思いに、榊原CEOも、「僕がスコットだったら、外敵として迎え入れて、大ブーイングのなか花道を歩いてもらって、戦う機会をプロモーター目線としては作りたい」としながらも、試合後に「鈴木vs.ピットブル2」の可能性についてコーカー代表には、「言っていない」という。
「それは、向こうから言ってこないとちょっと触れられないなと思って。全体的に今回、スコットは落ち込んでいて、Bellatorパートの盛り上がりが惨憺たるものだったし、ファンの評価は別として、RIZINパートが異様に盛り上がったから。パトリシオの“リマッチしたい”という意向は来ているので、あとはBellatorとしてどういうことを言ってくるかなという。まあここからですよ」と、Bellatorの出方次第だとした。
その言葉を聞いた鈴木は、カメラに向かって、「僕、言いますよ。スコットさん、俺やるんでやりましょうよ! これニュースにして届けてください、ゴン格とかの記者の人たち、やりましょ! やられっ放しじゃ、ダメでしょ! ピットブル選手も聞いてください。やりましょ! スコットさんもやりましょ! それが男の戦士なんで、お願いします!」と、あらためて再戦を熱望した。