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【超RIZIN】ヒロヤが「試合が終わった瞬間に初めて感極まった」理由、再起については「格闘技辞めても俺、何にもないなと思う」

2023/08/02 18:08
 2023年7月30日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された『超RIZIN.2』の第1試合58kg契約5分3R、伊藤裕樹(ネックス)vs.ヒロヤ(トライフォース赤坂)は判定2-1の僅差で伊藤が勝利した。  試合後、ヒロヤは盟友で6月のRIZINに初参戦した西谷大成と共に自身のYouTubeチャンネルを更新。試合後会見以降、初めて試合を公に振り返った。  西谷は「めちゃめちゃおもろかったけどな。俺、あんな興奮したの初めてかもしれない、マジで。ヤバかったな」と試合内容を称え、ヒロヤが「僅差だっただけに悔しいな」と悔しさを滲ませると「ぶっちゃけ、判定は勝ったと思ってしまったな、あれは」と自分の印象では勝っていたとする。  ヒロヤが「難しいよな」とつぶやくと、西谷は「DEEPの判定とRIZINの判定って違うんで」とこれまでキャリアを積んできたDEEPとRIZINの判定基準が違うことをその難しさの理由としてあげた。  試合中はヒロヤがテイクダウンするたびに大歓声が沸き起こり、ヒロヤコールも鳴り響いた。ヒロヤ自身も「こんなに応援されとんのやってビックリした」と、声援の大きさに驚いたという。  それでも「緊張している自分を想像しながらリングに入ろうと思って。だから全然緊張せんかった。入った時にはその想像が出来ていたから。ニッシーとかエリーとか(セコンドの)3人の声が全然入って来たから。自分の持っとるのを出し切れたのは初めてかな、試合で。いつもやりたいことやれんくて」と、緊張することなく今の自分が持っている全力を出し切れたと振り返る。  それでも勝てなかったという結果に「悔しいな、あんだけデカい口たたいてたからな」と何度も“悔しい”を連発し、「すぐに練習したいわ」と練習を再開したいと話す。  西谷は「俺も3日間くらいは泣いたもんなあ。ヒロヤ君はRIZINで15分戦ったけれど、俺は1分しかやってないからな、試合」と自虐ネタでヒロヤを元気付ける。  ヒロヤは「でも俺、勝ち負けよりも試合が終わった瞬間に初めて感極まったな。自分で全部出したって。今までよりほんまに全部懸けて毎日過ごしたから。自信だってあったし」と全力を出し切ったことには満足しているようだが、「デカい口たたいて引退とか懸けるって言ってもうたから、またすぐやるっていうのはどうなんかなって正直思っとる。でも格闘技辞めても俺、何にもないなと思うし」と、引退を口にしてしまったことからすぐに復帰するとは言えないとした。  しかし、西谷が「そうなんだよね。仕事ですからね、ぶっちゃけた話。辞める時はいつでも辞めれますから」と言うと、ヒロヤは「もっとやりたいな、格闘技は」とこのまま終わりたくないと口にする。  それに西谷が「何だかんだ僕らもまだ成長段階ですからね。RIZINで負けたらRIZINのリングで取り戻すしかないよね。周りを認めさせて、もう1回、2回、3回とつないでいくしかないもんね」と、周りを認めさせて再起するしかないと言えば、ヒロヤも「まずはそこやね」と同調した。  動画の最後には「まずは怪我を治してゆっくり考えましょう」と西谷。ヒロヤもこれにうなづいていた。
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