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【PANCRASE】IMMAF世界王者ムハンマド・サロハイディノとJr準優勝の山口怜臣がプロデビュー! ウェルター級で漬けの住村竜市朗vs.寝技の藤田大、ライト級・松岡嵩志vs.葛西和希も=9月24日(日)立川

2023/08/02 12:08
 2023年9月24日(日)東京・立川ステージガーデンにて開催されるPANCRASE「30周年記念大会Vol.1」=『PANCRASE 337』の追加カードが発表された(※既報カード)。  IMMAFの日本支部であるJMMAFの運営をサポートしているPANCRASEならではのカードが発表された。世界最高峰のアマチュアMMA組織IMMAFの2022年フライ級世界王者・ムハンマド・サロハイディノフの参戦が決定。また、IMMAF2018&2019年世界Jr.選手権準優勝の山口怜臣のプロデビュー戦も行われる。  また、ウェルター級で、元DEEP王者・住村竜市朗と、寝技師・藤田大による異色対決。ライト級で5位の松岡嵩志と6位の葛西和希のランキング戦。プレリミナリーファイト2試合も発表された。 ▼フライ級 5分3R2022 IMMAF World Championshipsフライ級優勝ムハンマド・サロハイディノフ(Katran Gym/タジキスタン)アマチュア14勝2敗・プロデビュー戦TBA  サロハイディノフは、2001年8月12日、タジキスタン出身の22歳。身長164cmのフライ級で、アマチュア戦績16戦14勝2敗。黒星の2つはいずれもスプリット判定負けで、ひとつは、2年前のIMMAFでザファーショ・ショミールサイドフに敗れるも2022年にリベンジ。もうひとつは2022年1月にバーレーンのモハメド・アルサミーアにスプリット判定負けで、その後勝者はBRAVE CFでプロデビュー戦を勝利している。  BRAVE CFでTKO勝ちしたアルサミーアの右ハイをもらい下がり際に足を滑らせて敗れたものの、判定は非常に微妙で、サロハイディノフは巧みなシングルレッグ、ダブルレッグテイクダウンでのリカバリーに加え、大内刈、脇差し払い腰などの足技も見せている。  今回のPANCRASE参戦が、サロハイディノフのプロデビュー戦。何より、昨年のアマチュアMMAフライ級王者の実力を生で確認できる貴重な機会となる。対戦相手は後日発表となる。  ムハンマドは、「日本のMMAプロモート会社PANCRASEには長い歴史がありますので、プロとしてのキャリアをPANCRASEからスタートできることに非常に興奮しています。対戦相手については十分な情報がありませんが、戦う準備は既にできています」とのコメントを主催者に寄せている。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R山口怜臣(TIGER MUAY THAI/ALIVE)※プロデビュー戦安藤武尊(和術慧舟會AKZA)  世界レベルのアマチュアを経験してきた山口怜臣のデビュー戦がPANCRASEに決定した。愛知県春日井市出身で日本ではALIVEで、タイ・プーケットではAKA、TIGER MUAY THAIで練習したきた山口は、IMMAF2018・2019世界Jr.選手権準優勝者。両年とも決勝で現UFCプロスペクトのムハマド・モカエフに敗れている。  2022年12月の『PANCRASE 330』では、アマチュア戦のバンタム級3分3Rで岡田嵐士にフルマークの判定勝ちしている。BRAVE CFやUAE Warriorsでのプロデビューを目指していたが、PANCRASEでいよいよ5分3Rのプロ戦に挑む。23歳。  対する安藤武尊(ほたか)は、16年のレスリングキャリアを持つ25歳。三重の名門いなべクラブ出身。いなべ総合学園高から大東文化大へ。2019年東日本学生選手権の春季・秋季ともにグレコローマンレスリング60kg級で3位となっている。アマチュアPANCRASE東京選手権で優勝し、2021年8月の『EXFIGHT.1』では山口丈に判定勝ちを収めている。こちらもプロデビュー戦となる。 [nextpage] ▼ウェルター級 5分3R 藤田 大(パラエストラ千葉)2勝1敗 #2位住村竜市朗(TEAM ONE) 21勝8敗1分 #5位/元 DEEPウェルター級王者  PANCRASEウェルター級が急速に若返りし、続々とデビューや参戦が続く中、ひときわ異彩を放っているのが“パラエストラ千葉の秘密兵器?”の藤田大だ。  柔道&柔術をベースに、ひたすら極めにいくスタイルの藤田は、6月大会で押忍マン洸太にヒザ十字で一本勝ち。同級2位にランクされた。  続く7月大会で草MAXを漬けて判定勝ちした元ストライカーの住村は、藤田戦ではいかに打撃を見せるか。組んでは徹底してリスクのあるポジションにならず、打撃で削りたい。しかし、グラウンドで殴るときに藤田のチャンスも生まれる。極めと塩、どちらの技術がキツイのか注目の一戦。林源平が持つ王座の「次期挑戦者決定戦」的な意味合いも持つウェルター級戦だ。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R松岡嵩志(パンクラスイズム横浜)#5位・13勝9敗葛西和希(マッハ道場)#6位・8勝3敗  松岡は2023年4月大会でHEAT王者の岡野裕城に左アッパーを効かせて、組み技でも優位に進めて判定勝ち。2022年9月立川での雑賀ヤン坊達也戦での1R TKO負けから再起を果たした。今回は岡野に続き、マッハ道場相手に連戦となる。  葛西も4月大会から5カ月ぶり参戦。2020年7月から2021年9月まで平信一、小川道的、長田拓也、林源平を相手に怒涛の4連勝も、2022年3月大会では前修斗王者の松本光史にスプリット判定負け。同じ高田馬場でDARANI相手に判定勝ちも、4月大会で粕谷優介に判定負けした。  その粕谷に松岡はショートの右でKO勝ちしており、巻き返すためには上位の松岡を直接対決で下す必要がある。岡野の借りを返せるか? [nextpage] 【プレリミナリーファイト】 ▼ウェルター級 5分3R佐藤生虎(UNITED GYM TOKYO)1勝渡邉ショーン(暁道場)※デビュー戦 ▼フライ級 5分3R梅原規祥(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス) 1勝1敗饒平名知靖(K太郎道場)※デビュー戦
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